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【的中!】共通テスト化学で5題的中を振り返る

はじめまして
メルリックス学院 化学科・数学科講師の武田雅朗と申します。ブログ初投稿になります。

今年の共通テストが終わりました。

受験生の皆さんにとっては、これまで積み重ねてきた努力を本番で発揮する、非常に緊張感の高い時間だったと思います。まずは、ここまで本当によく頑張りましたね。そして、日々の学習を支え続けてこられた保護者の皆さまにも、心より敬意を表します。

今回の共通テスト化学について、私から一つご報告があります。

担当する生徒からの報告になりますが、今年の共通テスト(化学基礎・化学)で出題された問題のうち、 授業・演習・直前期の演習問題・予想問題で扱ってきた内容と一致する問題が、合計で5題出題されました。

いわゆる「的中」と呼ばれる結果です。しかし、私はこれを単なる成果として誇るのではなく、 日々の指導がどのように本番の得点力へとつながったのかを振り返る機会として捉えています。

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目次[非表示]

  1. 1.共通テスト化学は「運」ではなく「設計」で戦う試験
  2. 2.的中① 塩の性質と水溶液の酸性・塩基性
  3. 3.的中② 五酸化二窒素の分解反応の反応速度定数
  4. 4.的中③ 体積比で与えられた混合気体の挙動
  5. 5.的中④ エステル化反応と化学平衡
  6. 6.的中⑤ 弱酸のモル濃度とpHから電離度を求める
  7. 7.共通テスト化学で安定して点を取るために

共通テスト化学は「運」ではなく「設計」で戦う試験

共通テストという試験は、ときに「対策が難しい」「何が出るかわからない」と言われます。
しかし、実際の問題を冷静に分析すると、問われているのは決して奇抜な発想力ではありません。

・基本原理を理解しているか

・条件が変わっても考え方を維持できるか

・情報を整理し、落ち着いて判断できるか

こうした力が、非常に丁寧に測られています。

だからこそ私は、

「当てにいく指導」ではなく

「どんな出題でも対応できる土台を作る指導」

を一貫して行ってきました。

今回の5題的中は、その方針が間違っていなかったことを示す一つの結果だと考えています。

的中① 塩の性質と水溶液の酸性・塩基性

1題目は、複数の塩を分類し、水溶液の性質を判断させる問題でした。(共通テスト化学[第2問] 問4a)

【サンプル】

一見すると知識問題ですが、実際には 理解の深さがそのまま得点の差になる分野です。

授業では、
「これは酸性塩」「これは塩基性塩」
と結論だけを覚えることはしません。

・どのイオンが水と反応するのか

・なぜH⁺やOH⁻が生じるのか

・強弱の関係がどう影響するのか

これらを必ず イオン反応式で確認し、口頭試問により言葉で説明できる状態をゴールにしています。
この積み重ねがあるからこそ、初見の選択肢が並んでも、迷わず処理できる力が身につきます。

的中② 五酸化二窒素の分解反応の反応速度定数

2題目は、五酸化二窒素の分解反応における反応速度定数を求める計算問題でした。(共通テスト化学[第2問] 問3)

【サンプル】

的中③ 体積比で与えられた混合気体の挙動

3題目は、硫酸塩の質量から、金属元素の原子量を求める計算問題でした。(共通テスト化学[第3問] 問3)

【サンプル】

これはプリントをしっかり復習していれば、解答は①と即答できたと思います。

的中④ エステル化反応と化学平衡

4題目は、酢酸とエタノールのエステル化反応に関する化学平衡の問題でした。(共通テスト化学[第5問] 問3b)
化学反応式がそのまま出たようです。

【サンプル】

平衡定数を求め、その値を用いて生成量を計算する、王道かつ差がつきやすいテーマです。

この分野では、

・スプレッドシートのつくりかた

・Kの意味

・条件変更後も考え方は不変であること

を繰り返し確認してきました。

「形を覚える」のではなく、
「なぜその式になるのか」を理解する。
それが、条件が変わっても対応できる力につながります。

的中⑤ 弱酸のモル濃度とpHから電離度を求める

化学基礎からも1題的中しました。(共通テスト化学基礎[第1問] 問9)

【サンプル】

共通テスト化学で安定して点を取るために

今回の結果を通して、改めて強く感じたことがあります。
それは、 共通テスト化学は、正しい学び方をすれば必ず安定する科目だということです。

点数が安定しない原因の多くは、

・理解があいまいなまま進んでいる

・計算の意味を考えずに処理している

・復習の視点がずれている

こうした点にあります。

私は、そうした不安定さを一つずつ解消し、

「本番で崩れない化学」

を目指して指導しています。

受験生の皆さん、そして保護者の皆さまへ

もし今、

「化学に苦手意識がある」

「勉強しているのに結果が出ない」

「何から立て直せばいいかわからない」

そう感じているなら、学び方を見直すことが大きな一歩になります。

化学は、正しく導けば、必ず得点源になる科目です。
私たちはこれからも、 本質を大切にした指導を続けていきます。

次は、皆さんの番です。
この場所で、確かな理解と自信を積み重ね、本番で力を発揮してくれることを、心から強く願っています。

最後に、私は自習の際にノートを開けば授業が再現されること、口頭試問による知識・思考の定着をはかることを重視して日々切磋琢磨しています。化学は理解できると楽しい科目です。化学を楽しみながら一緒に成長していける生徒様に出会えたら幸いです。皆様と過ごす1年を楽しみにしています。

何がなんでも医学部に合格しましょう!!!

武田先生は医学部入試前日予想ウェビナーで数学と化学の予想問題を担当されています。
詳しくは こちらからご覧いただけます。

武田雅朗
武田雅朗
メルリックス学院の化学科・数学科講師です。

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