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【国公立医学部】2024前期志願者数【増えた大学】ランキング

皆さん、こんにちは。
メルリックス学院代表の佐藤です。


2月25日から国公立大学医学部前期二次試験が実施されます。
2024年度入試の国公立医学部前期志願者上昇率ランキングの最新情報を見てみます。


なお、2024年度入試で、メルリックス学院名古屋校から4名の名古屋市立大学医学部<中部活躍圏型入試で合格者が出ました。受験した4名全員が合格しました。詳細は2月15日のブログをご参照下さい。


入学を検討されている方はこちらから面談をお申込みください。【名古屋校・大阪校・渋谷校】






目次[非表示]

  1. 1.国公立医学部前期試験志願者数上昇率ベスト10
    1. 1.1.愛媛大学医学部が上昇率のトップ(志願倍率もトップ)
    2. 1.2. 長崎大学医学部が上昇率で2位(志願者数はトップ)
    3. 1.3. 三重大学医学部は志願者上昇率で4位
  2. 2.志願者数が大きく減少した大学(2023年度の半分程度に減少した国公立医学部)
    1. 2.1.奈良県立医科大学
    2. 2.2.岐阜大学医学部
    3. 2.3.鳥取大学医学部
    4. 2.4.富山大学医学部
  3. 3.2024年度 国公立大学医学部志願者数上昇ランキング
  4. 4.☆佐藤代表の著書が全国有名書店とAmazonで発売中☆

国公立医学部前期試験志願者数上昇率ベスト10

▲地区別
志願者上昇率ベスト10の国公立大学医学部を地方別にみてみますと、
東北地区1校 関東地区1校 中部北陸地区2校 近畿地区3校 四国2校 九州1校
旧帝国大学での中で東北大学が唯一1校 ベスト10に入っている点が特筆に値します。
 
▲一次 二次 比率
志願者上昇率ベスト10に入る大学で 共通テストの比重が高い大学が2校で、二次の比重が高い大学が3校で 比重が同率の大学が5校であります(注 100点以内の差でしたら
同率に含めております)


愛媛大学医学部が上昇率のトップ(志願倍率もトップ)

2024年度の愛媛大学医学部の志願者数は529名。2024年度志願倍率は9.6倍にも昇ります。2023年度の志願倍率は3.8倍でしたので、2023年度から250%の志願者上昇率となります。つまり、2024年度 愛媛大学医学部は、2023年度から2倍以上の志願者を集め、志願者数上昇率のトップとなりました。志願倍率9.6倍も全ての国公立医学部前期試験の中でトップです。

募集定員が55名と少なく、また二段階選抜を実施しない安心感と2025年度入試から新課程に基づく入試に変わるため、安全パイを敷いた受験生が多かったといえましょう。
2023年度入試において合格最低点が795.82点/1150点 (得点率:69.2%)
合格者平均点が841.48/1150点(得点率:73.1%)


 
長崎大学医学部が上昇率で2位(志願者数はトップ)

2024年度の長崎大学医学部の志願者数は590名。志願者数は国公立全医学部の中でトップです。募集定員76名に対して2024年度志願倍率は7.8倍です。2023年度の志願倍率は3.9倍でしたので、2023年度から201%の志願者上昇率となります。2024年度長崎大学医学部は、2023年度から2倍の志願者を集め、志願者数上昇率の2位となりました。

安全志向の一環として、また募集定員が比較的多いことから志願者数の大幅な増加につながったといえます。
合格者最低点は971.0/1510(64.3%) 合格平均点一次:633.0/900(70.3%)二次:412.0/610(67.5%)


 
三重大学医学部は志願者上昇率で4位

2024年度の三重大学医学部の志願者数は537名。募集定員75名に対して2024年度志願倍率は7.2倍です。2023年度の志願倍率は4.2倍でしたので、2023年度から176%の志願者上昇率となります。

岐阜大学が2024年度入試から二段階選抜の基準を9倍から3倍に下げた影響で三重大学にその分が流入してきたといえるでしょう。
合格者最低点が925.50/1300(得点率:71.1%) 合格者平均点が989.45/1300(得点率:76.1%) 非常にハイスコアの中での競争になります。



志願者数が大きく減少した大学(2023年度の半分程度に減少した国公立医学部)

奈良県立医科大学

49位。募集定員22名に対して、2024年度志願者数57名で、志願倍率は2.6倍。2023年度の志願倍率は10.1倍でしたので、4分の1程度に減少しています。今年から二次試験の形態が大きく変わり、小論文と面接試験のみになったこと、共通テスト:二次試験の比率が9:1と極端に共通テスト偏重型になって合格ラインが読めなくなったことも、受験生が二の足を踏んだ原因でしょう。

岐阜大学医学部

48位。募集定員55名に対して、2024年度志願者数194名で、志願倍率は3.5倍。2023年度の志願倍率は9.9倍と大人気でしたので、昨年度比で35%程度に減少しています。

鳥取大学医学部

47位。募集定員79名に対して、2024年度志願者数261名で、志願倍率は3.3倍。2023年度の志願倍率は6.5倍でしたので、昨年度比で50%程度に減少しています。

富山大学医学部

46位。募集定員70名に対して、2024年度志願者数222名で、志願倍率は3.2倍。2023年度の志願倍率は6.0倍でしたので、昨年度比で52%程度に減少しています。




2024年度 国公立大学医学部志願者数上昇ランキング

2024年度国公立志願倍率を、2023年度から2024年度にかけての上昇率の順にランキングをまとめてみました。

■2024年度大学入試国公立大学(医学部医学科)志願者状況(前期日程)


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佐藤
佐藤
メルリックス学院代表。1971年、愛知県名古屋市生まれ。1995年、名古屋大学法学部法律学科卒。日本生命保険相互会社、中央出版など教育系出版社を経て2018年から現職。2020年に大阪医学部予備校ロゴス、2022年にDDPを吸収合併。著書に『あなただけの医学部合格への道標』(産学社)などがある。

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