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国公立大学医学部は難しいという誤解

こんにちは。
受験情報センター・副センター長の朝倉です。



目次[非表示]

  1. 1.名古屋市立大学医学部の解答速報
  2. 2.国公立>私立ではない

名古屋市立大学医学部の解答速報


今日は地元の名古屋市立大学医学部の解答速報(数学)を担当しました。


今年度はこれまでにいくつかの私立医学部入試の解答速報を担当しました。自分が解いている時についうっかりミスってしまったり、メルリックス学院数学科チーム内で意見が分かれたり、様々なことがありましたが。


本日の名市大の解答速報は、あっという間に全員の意見が一致しました。こんなに簡単に解答速報を終えることができたのは今期初です。


国公立>私立ではない


国公立大学は問題が素直で取り組みやすいのですよね。私立医学部の癖の強い問題と比較すると、国公立医学部の問題は基本に忠実で実力が出しやすいものです。大学ごとのに特徴はありますが、難問はあっても奇問はありません。強く戦う必要はあっても、裏技を繰り出す必要はありません。


昨日の名市大も、よく考える必要はあっても、飛躍した発想力を問われるものなどは一切ありませんでした。妥当な検証を重ねていくことで、妥当な解答に至るものでした。受験生が基本を丁寧に学習してきているのかを問いかけるようなものです。


難易度を単純比較はできませんが、名市大の数学は上位私立医学部よりはだいぶ易しかったといえるでしょう。ただし、目標点数に関しては、75%と高い水準で判定しましたが。


数学の難易度に関して、度々お問い合わせをいただくのですが、“名市大は私立医学部よりも易しい”というと、一様に驚かれます。でも私の中では多くの国公立医学部が私立よりも易しい出題であるということは常識的なことです。


国公立医学部を目指すのであれば、基本に忠実な学習を、より丁寧に行っていく必要があることは明らかです。






朝倉
朝倉
メルリックス学院医学部・歯学部受験情報センター・副センター長

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