
MMIから考える「これからの医師に求められる力」―湘南白百合学園で探究講座を実施
こんにちは。
メルリックス学院 受験情報センター長の鈴村です。
8月23日、湘南白百合学園中学・高等学校にお招きいただき、中学生・高校生を対象とした医学部探究講座を行いました。昨年に続いての開催となる今回は、中学1年生から高校2年生まで幅広い年齢層の生徒が参加してくれました。
昨年もMMI(Multiple Mini Interview)とグループ討論を体験してもらいましたが、今年は「これからの医師に求められる力とは何か」という一つのテーマを軸に、グループ討論とMMIを同時並行で行う実践型のプログラムにしました。
当日の様子を、湘南白百合学園中学・高等学校の公式サイトおよび公式Instagramでもご紹介いただきました! |
まずは「言葉を使わず」グループ分けをした後に討論
最初は全員で、言葉を使わずジェスチャーだけである順番ごとに並んでもらいました。初対面に近いメンバーもいる中で、どのように相手に自分のことを伝えて、全員で一つの順番を作っていくか。
実はこれも、コミュニケーションのちょっとしたウォーミングアップです。その順番をもとに、ランダムに3つのグループに分かれてもらい、グループ討論をスタートしました。
今回のグループ討論のテーマは、中学生から高校生まで皆が討論に参加できるテーマを選びました。グループ討論に知識や経験は一つのテーマについて話して終わりではなく、新しい条件が加わることで、さらに議論を発展させてもらいました。
討論の途中でMMI(Multiple Mini Interview)へ
今年の大きな特徴が、グループ討論とMMIを同時並行で行ったことです。討論の途中で各グループから数人ずつが抜けて、別室のMMIブースへ移動してもらいました。
MMIでは、「道で高齢者が倒れていたらどうするか」「試験中に同級生の不正行為を見つけたらどうするか」「怒っている患者さんにどう対応するか」といった課題について、その場で考えて答えてもらいました。
ブースを移動しながら、新しいテーマについて答えるという本番さながらの形式で実施しましたが、生徒の皆さんに医師に必要な「奉仕の精神」「利他主義」といった考え方が自然に身についていて、非常に良かったというフィードバックでした。
医学部入試には「考えて伝える力」が必要
医学部入試では、通常の個人面接だけでなく、MMIやグループ討論など、さまざまな方法で受験生を評価する大学があります。
特に近年、客観的評価のしやすさから、MMIを取り入れる医学部が増えています。
今回の課題にも、必ず一つの「正解」があるわけではありません。
自分はどう考えるのか。
なぜそう考えるのか。
違う意見を持つ人がいたら、どうするのか。
そしてグループでは、自分の意見を伝えるだけでなく、他の人の話を聞き、全体として一つの方向へ議論を進めていく必要があります。
中学生には少し難しいテーマだったかもしれませんが、高校生に交じって一生懸命考え、意見を伝えてくれました。講師として見ていても、年齢差を感じない討論の進め方だったと思います。
最後は各グループから討論の結論を発表してもらい、私たちメルリックス学院のスタッフから、MMIとグループ討論についてフィードバックを行いました。
今年も、参加してくれた皆さんの柔軟な発想やコミュニケーションに、指導する私たちの方が刺激を受ける時間となりました。
湘南白百合学園の皆さま、今年も貴重な機会をいただき、ありがとうございました。







