
久留米大学合格|倍率12.8倍の久留米大学推薦入試に合格。現役時代の悔しさをバネにリベンジ達成!
小野碧依さん(愛知淑徳高校)
久留米大学合格|学校推薦型選抜(公募)A日程
小野さんは現役時代、私立医学部の一般選抜で2校の一次合格を果たすも最終合格には届かず、悔しい思いを経験しました。その悔しさを胸に1年間の浪人生活に挑み、倍率10倍を超える久留米大学の推薦入試で見事合格を果たしました。
医学部受験を決意し、メルリックスへ
―― 小野さんがメルリックスに入学したきっかけを教えてください。
小野さん:幼い頃から医師という仕事に漠然と憧れを持っていましたが、本格的に医学部受験を目指そうと決めたのは高校2年生のときでした。そして高校3年生になったタイミングで医学部専門の塾を探す中、中学受験の際にお世話になった朝倉先生がいたことからメルリックス学院に入学しました。
―― 現役時代はどのような生活を送っていましたか。
小野さん:高校3年生の頃はすでに部活動を引退していたので、学校が終わるとそのままメルリックス学院に通う生活を送っていました。集団授業は19時30分から始まるため、それまでの時間は授業の予習や前週の復習を行い、分からないところがあれば先生に質問して理解を深めていました。毎日塾に通うことで学習リズムが整い、継続して勉強に取り組むことができたと思います。
授業前にはクラスメイトと夕ご飯を食べたりして、高校を超えた交流を通してモチベーション向上にも繋がりました。
―― 高校3年生での医学部受験はあと一歩でしたね。
小野さん:はい。久留米大学の推薦入試では残念ながら合格することができませんでした。一般選抜では川崎医科大学と金沢医科大学(後期)で一次合格をいただくことができましたが、最終合格には届かず、とても悔しい思いをしました。
ただ、医学部の一次合格を取ることができたことで、「あと少しで届くところまで来ている」という手応えも感じることができました。一方で、一緒に授業を受けていたメルリックスの現役生が次々と合格していくのを見て、嬉しい気持ちと同時に、少し寂しさも感じていました。
現役の悔しさから始まった浪人生活
―― 浪人することが決まってから、意識したことはありますか。
小野さん:浪人が決まったあと、メルリックス学院の春期講習を受ける中で、自分が思っていた以上に基礎が曖昧になっていることに気づきました。そこで、まずは基礎をしっかり理解し直すことを意識して勉強に取り組みました。特に苦手だった理科については、4月までに土台となる知識を固めることを目標にして、基礎から丁寧に学び直しました。
―― 実際に高卒コースが始まって、現役コースとの違いは感じましたか。
小野さん:授業の雰囲気自体は現役コースのときと大きく変わらなかったと思います。ただ、高卒コースでは朝から夜まで予備校で勉強する生活になるので、現役時代と比べて学習の密度はかなり高いと感じました。また、毎週理解度を確認するチェックテストがあり、決まった学習ルーティーンを毎週こなしていく必要がありました。最初はそのペースに慣れるまで大変でしたが、継続していくうちに自然と学習習慣が身についていきました。
―― 小野さんは毎日、朝から晩までメルリックスで勉強していましたね。
小野さん:勉強と休息のオン・オフをしっかり切り替えることを意識していました。メルリックスにいる間は勉強に集中し、家に帰ったらスマートフォンを見るなどして気分転換をしていました。少人数制の授業で先生との距離が近く、分からないことをすぐに質問できる環境でした。
伸び悩みを乗り越えた夏
―― 夏頃には、一度成績が伸び悩む時期もありましたね。
小野さん:そうですね。全統模試などで思うような点数が取れず、焦りや不安を感じることもありました。そうしたとき、担任の下田さんがコーチング指導の中で結果を一緒に振り返り、原因を分析したうえで具体的な対策を考えてくださいました。そのおかげで、模試の結果に必要以上にとらわれることなく、次に向けて前向きに取り組むことができたと思います。
―― 具体的にはどのように改善していったのでしょうか。
小野さん:私はもともとコツコツ努力すること自体は苦ではありませんでした。ただ、自分の勉強が知識を詰め込むだけの「知識偏重型」になっていることを指摘していただきました。
そこで、単に覚えるだけではなく、理解の深さを意識した学習に切り替え、思考力を鍛えることを意識して勉強するようになりました。普段のインプットでも「なぜそうなるのか」を考えながら学ぶことで、少しずつ理解が深まっていったと感じています。
成績の変化
模試の偏差値だけを見ると大きな変化はありませんでしたが、思考力の指標は大きく改善しました。この思考力の向上が、入試本番での得点力につながりました。
2025年 第1回全統記述模試 | 2025年 第2回全統記述模試 | 2025年 第3回全統記述模試 | ||
英語 | 偏差値 | 65.0 | 57.8 | 59.0 |
思考力 | -4.5 | +0.3 | +4.3 | |
数学 | 偏差値 | 60.8 | 60.0 | 54.0 |
思考力 | -3.7 | -20.4 | +3.5 | |
化学 | 偏差値 | 59.7 | 61.5 | 57.3 |
思考力 | -1.1 | -7.6 | +0.8 | |
生物 | 偏差値 | 55.4 | 63.6 | 58.8 |
思考力 | -0.9 | +5.4 | +1.0 |
※思考力:同一偏差値帯の受験生と比較した思考力・判断力の評価。メルリックス学院のコーチング指導の中で最も重要視する指標。
数学:得意科目でありましたが、実際に授業を受けていく中でできない単元や分野が散見されるように自信を失いました。先生からは頭の中で整理できていないことを指摘されて、一つひとつをもう一度考え直すようにしました。
英語:最も自身のある科目でしたが、英文の内容によって正答率に差があることが課題でした。英文構造を把握する力と読解力が原因であったことから、文法を見直しながら、犬飼先生に英文読解の演習プリントを沢山いただいて克服しました。
化学:模試の偏差値では数字が下がっていましたが、最も成績が伸びたと実感するのが化学でした。増田先生の授業は基礎から徹底的に理解を求める形式であり、私の足りないところが鮮明になったことで、やるべきことが明確になりました。また増田先生にはたくさん質問をしてその日のうちに理解することを徹底していました。
生物:現役時代は最も苦手意識のある科目でしたが、生物現象の成り立ちや流れから丁寧に振り返る授業であったので、理解度が深まり安定して得点できるようになっていきました。
久留米大学入試で雪辱を果たす
―― 推薦入試では、近畿大学と久留米大学のどちらを受験するか直前まで迷っていましたね。
小野さん:はい。浪人すると決めてからは東京の難関校への進学を目標にしていたため、第1志望校を受験できなくなる可能性のある久留米大学の推薦入試を受けるべきか、最後まで悩みました。
ただ、両親の勧めや担任の下田さんから、今年は一般入試の日程が変更され不確定要素が多いという話を聞き、最終的には現役時代に合格できなかった久留米大学の推薦入試に再挑戦することを決めました。久留米大学も行きたい大学の一つであったことも決め手にはなりました。
―― 推薦入試の対策はいつ頃から始めましたか。
小野さん:今年は一般選抜を中心に考えていたため、推薦入試の対策を本格的に始めたのは10月中旬頃でした。推薦入試対策としては、朝倉先生に作成した予想問題を解きながら対策を進めました。また面接についても何度も練習を行い、本番を想定した準備をしていました。
―― 入試本番の手応えはどうでしたか。
小野さん:英語は8割程度、数学も5割以上は取れた感触があり、現役のときとはまったく違う手応えを感じました。小論文は普段から対策をしていたこともあり、落ち着いて取り組むことができました。面接についても、事前に練習していた内容が中心だったので、本番でも焦らずに回答することができました。
これから医学部を目指す方へ
―― 合格を知ったときの気持ちを教えてください。
小野さん:推薦入試を受けてから結果発表まで少し期間があったため、その間は落ち着かない日々を過ごしていました。毎年倍率が15倍を超える入試だったので、不合格の可能性も考えながら一般選抜に向けて勉強を続けていました。
私は、浪人するのは1年間と決めており、もし医学部に合格できなければ薬学部に進学するつもりでした。そのような状況だったので、合格を知ったときは本当に安心しましたし、努力が報われたことをとても嬉しく感じました。
医学部受験は決して簡単ではありませんが、努力を続ければ必ず成長できると思います。私自身も現役では合格することができませんでしたが、1年間努力を続けたことで合格をつかむことができました。これから医学部を目指す皆さんも、最後まで諦めずに頑張ってほしいと思います。





