聖マリアンナ医科大学の面接が150点から50点に配点変更
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
毎年、この時期に発行している『私立医歯学部受験攻略ガイド』の2023年度版が今年も完成しました。
コロナ禍の2年間は無料で配布していましたが、今年は販売方式に戻しました。
とはいえ、何らかの形で受験生の方にプレゼントできないか考案中です。
販売はAmazonで取り扱う予定です。
もうしばらくお待ちください。
※取り扱いを開始しました。
さて、完成したばかりの受験攻略ガイドですが、早速訂正がありました。
聖マリアンナ医科大学の一般選抜で今年から面接の配点変更になります。
昨年まで150点だった面接試験の点数が50点になり、総合計が600点から500点になりました。
誌面では昨年のままの配点になっております。
関係各位には謹んで深くお詫び申し上げます。
この変更により、聖マリアンナ医科大学の一般選抜は前期・後期とも以下のようになりました。
1次試験は英語100点、数学100点、理科2科目で各100点の合計400点。
2次試験は小論文50点、面接50点の合計100点です。
今回、2次試験の配点が下がった理由を大学の方に聞いたところ「合否に占める学科試験の比重を上げたかった」とのこと。
ちなみに、面接の評価には出願書類(志願票・調査書・活動実績報告書)が含まれます。
聖マリアンナ医科大学のホームページには学生募集要項が掲載されていますが、その中でかなり厳密に合否判定を公表しています。
1次試験と2次試験の総合得点が同点の場合は、以下のような基準で合格を決定するそうです。
(1)面接および小論文の合計点が高い者
(2)面接の成績が高い者
(3)第1次試験における数学および英語の成績が高い者
(4)英語の資格・検定試験成績の取得状況
(5)上記(1)~(4)までも同点の場合は、入試委員会にて、総合的に判定します。
また、『小論文および面接等において、多面的・総合的に判定のうえ、医師としての適性に問題があると判断された場合、成績の如何にかかわらず不合格となることがある』ともあります。
入試で女性や浪人生を差別していたとされた聖マリアンナ医科大学ですが、こちらから詳細な現浪別の合格者内訳を見ることができます。
受験を迷っている方はぜひ自分の眼でデータを確かめてみてください。