【2024聖マリ】聖マリアンナ医科大学の後期偏差値ランキング

皆さん、こんにちは。
メルリックス学院代表の佐藤です。


聖マリアンナ医科大学一般選抜後期試験日が迫ってまいりました。
後期入試偏差値ランキングで65.0と私立医学部後期入試の難易度の中では12校中8位と比較的難度が低いとされ、また関東圏内の大学のため、特に関東圏在住のご子息様でこちらに合わせてご準備されていらっしゃる方も多い印象がございます。



聖マリアンナ医科大学の一般入試の特徴としまして、面接での受け答えの際の深掘りの質問や記述式で論理的な説明力を問う問題など、『伝えたいことを言語化して論理的に説明する能力』を重視している点に大学の個性が垣間見えていると思います。医師は、科学者であると同時に患者様とのコミュニケーション能力も必要不可欠との考え方が根付いているものだと考えられます。




目次[非表示]

  1. 1.●聖マリアンナ医科大学一般選抜前期を終えて
  2. 2.●聖マリアンナ医科大学一般選抜後期の難易度
  3. 3.●聖マリアンナ医科大学一般選抜後期の二次試験
  4. 4.●聖マリアンナ医科大学一般選抜後期入試の総仕上げ&最新受験情報を集中学習する講座を渋谷本校にて開催します!
  5. 5.☆佐藤代表の著書が1月19日より全国有名書店で発売中☆

●聖マリアンナ医科大学一般選抜前期を終えて

本年度の聖マリアンナ医科大学の一般選抜前期入試一次試験は例年の1/25前後から2/8(木)にずれ込み、例年より遅めの日程での実施となりました。その結果、一次試験、二次試験共にこの日に重複している大学はなく、一点集中となるため、願書の総受付数が3210件と発表されています。


例年の志願者数より1000名近く多い中で、一次試験合格者は488名と例年以上に絞られたため一次合格倍率は明らかに高くなり、競争率の高い試験となったと言えるでしょう。


また、補欠者数は249名と例年より少し多めに設定されていますが、上述した日程のずれ込みや募集人員の約75名への変更等を加味して、どこまで繰り上がりが進むかに大きな関心が寄せられています。受験会場がパシフィコ横浜ノースへ変更となったことも本年度入試の大きな変更点となりました。


●聖マリアンナ医科大学一般選抜後期の難易度


2024年度入試では、聖マリアンナ医科大学の一般選抜後期入試の一次試験が3月5日(火)に実施されます。
後期入試の志願者数は例年の約1200名(志願者数:2023年度1184名・2022年度1197名・2021年度1212名)より300名ほど多い、約1517名と発表されています。



科目や出題内容・時間についての確認ですが、前期と同じく英・数と理科2科目を課され、英語と数学は各100点(各90分)、理科2科目で200点(150分)の計400点が一次試験で課されます。



定員も10名と少ない枠を争うため後期試験特有の高倍率の試験となるでしょう。高倍率の競争を勝ち抜くために入試傾向の対策が必須ですが、聖マリアンナ医科大学一般選抜後期入試の一次試験では、前述のように記述式の問題など『伝えたいことを言語化して論理的に説明する能力』に過去問や予想問題の演習を通じて、しっかり慣れておくことで他受験生との差異化をつける必要があります。


●聖マリアンナ医科大学一般選抜後期の二次試験


3/12(火)に後期一次試験の合格発表予定で、一次試験を突破された受験生には3/15(金)に二次試験で適性検査・小論文・面接が課されることとなります。適性検査は面接時の参考として使用され、小論文・面接の配点は各50点ですので、一次試験と合わせて総計500点で順位付けされることとなります。(※全教科に足切りとなる基準点が設けられているため、あまりにも出来が悪い科目があれば総合点が高くても合格できない点には注意が必要です。)



聖マリアンナ医科大学の二次試験に課される小論文では、過去の長期間は資料文型の形式でタイトルをつけ、要約をし、意見を述べるといった3問形式での出題が多かったが、近年、図表型などのデータ読み取り形式の出題が増えており、本年度の前期入試でも医療系のデータ読み取り形式の出題が確認されているため、こちらも優先的に触れておくと良いかと考えています。



また面接においては、前述の通り、一つの内容に関してかなり深掘りして質問されることが多いため、面接官が何を問うているのかを理解する読解力と自身の考え方(軸)をしっかり伝える能力を磨いておく必要があります。
なお、二次試験の合格発表日は3/21(木)で、3月末日まで繰り上げでの調整がもつれ込むことが予想されます。


●聖マリアンナ医科大学一般選抜後期入試の総仕上げ&最新受験情報を集中学習する講座を渋谷本校にて開催します!

メルリックス学院では常日頃より集積している情報力や分析力を活かして、直前期の受験生に意義ある時間を提供できればと聖マリアンナ医科大学後期の直前無料合宿の開催を予定しております。
後期入試の前日と前々日の2日間でプロ講師による予想問題の解説や情報センター主催のセミナーも実施します。保護者様のご参加も歓迎します。エース講師による短期集中無料講座です。お申込みはこちらからどうぞ。


●私立医学部医学科一般入試(一般選抜)偏差値ランキング

私立医学部の一般後期に関する偏差値ランキングはなかなか見かけませんが、これまでのメルリックス学院生のデータと情報センターの分析結果をもとに作成しました。


大学名

入試難易度
1位

日本医科大学

70.0
2位

大阪医科薬科大学

69.0
2位

関西医科大学

69.0
4位

昭和大学

68.5
5位

日本大学

66.5
5位
藤田医科大学
66.5
7位

近畿大学
(静岡県地域枠除く)

65.5
8位

聖マリアンナ医科大学

65.0
9位

久留米大学

63.5

9位
埼玉医科大学

63.5

11位

獨協医科大学

63.0

11位
金沢医科大学
63.0

☆佐藤代表の著書が1月19日より全国有名書店で発売中☆

『あなただけの医学部合格への道標』メルリックス学院佐藤代表・著
ISBN978-4-7825-3591-2(産学社)

全国有名書店とAmazonで発売中です!セミナーに来校された方には無料で配布しております。


佐藤
佐藤
メルリックス学院代表。1971年、愛知県名古屋市生まれ。1995年、名古屋大学法学部法律学科卒。日本生命保険相互会社、中央出版など教育系出版社を経て2018年から現職。2020年に大阪医学部予備校ロゴス、2022年にDDPを吸収合併。著書に『あなただけの医学部合格への道標』(産学社)などがある。

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