
【藤田医科大学医学部】2026年度は学費値下げで競争激化! 合格の鍵を徹底解説!
皆さんこんにちは。
メルリックス学院名古屋校、校舎長の下田です。
先日、藤田医科大学で春のオープンキャンパスが開催され、学費の減額や2026年度入試の変更点について説明がありました。
本記事では藤田医科大学医学部の最新入試情報に加えて、2026年度の入試で合格する方法を徹底解説します。
目次[非表示]
- 1.2026年度藤田医科大学の学費値下げと最新入試情報
- 2.2026年度の藤田医科大学・医学部入試はどう変わる?
- 3.2026年度・藤田医科大学医学部に合格するための3つの戦略
- 3.1.①数学と英語のマーク問題の対策を徹底する
- 3.2.②理科で取りこぼさない
- 3.3.③面接で加点を狙う
- 4.現役生は「ふじた未来入試」を検討しよう
- 4.1.①ライバルが現役生のみ
- 4.2.②数Ⅲの出題や理科がない
- 4.3.③二次試験にも200点の配点あり
- 4.4.④成績開示ができる
- 5.まとめ
2026年度藤田医科大学の学費値下げと最新入試情報
メルリックス学院名古屋校主催の合同入試説明会にて、藤田医科大学の2026年度医学部入試に関する最新情報が公開されました。
学費の減額に加え、入試制度の変更点や日程についても具体的な説明がありました。
特に注目すべき変更点は、「一般選抜後期の廃止」です。これにより、2026年度からは一般選抜は前期のみの実施となり、受験生にとっては「一発勝負」の厳しい入試になることが予想されます。
また、2026年度の一般選抜の一次試験は、昨年度と同様に2月4日(水)に実施される予定です。
なお、2025年度入試では東邦大学および埼玉医科大学と試験日が重複しましたが、2026年度は東京医科大学および金沢医科大学と同日に試験が行われる予定です。
2026年度の藤田医科大学・医学部入試はどう変わる?
藤田医科大学の2025年度入試では、東邦大学および埼玉医科大学と試験日が重なった影響で、東京会場の受験者数が大幅に減少し、全体の受験者数も前年比で271名減となりました。
2026年度入試では、関東圏で人気の高い東京医科大学と同日の試験実施が予定されていることから、学費の値下げによる関東圏からの志願者増は限定的にとどまる可能性があります。
一方、関西地方の受験生の動向に目を向けると、兵庫医科大学・近畿大学・関西医科大学といった主要私立医大の一次試験は1月中に実施予定であり、大阪医科薬科大学は2月10日(火)に実施されます。
その間に行われる、藤田医科大学の一般選抜(2月4日実施)は日程的に併願しやすいことから、関西圏の上位層が志望校として選ぶ可能性が高まると考えられます。
さらに、北信越・四国・九州地方の国公立併願層にも注目する必要があります。
これらの地域では、私立医学部に進学する場合は下宿を前提とすることが多く、学費が下がった藤田医科大学は現実的な併願先として魅力が増しています。
このように、藤田医科大学医学部の2026年度入試では受験者数・受験者層ともに拡大する可能性が高いため、合格するためにはより綿密な戦略に基づいた対策が不可欠です。
2026年度・藤田医科大学医学部に合格するための3つの戦略
ここからは2026年度、藤田医科大学医学部に合格するためのポイントを3つ解説します。
①数学と英語のマーク問題の対策を徹底する
藤田医科大学医学部の一般選抜では、英語と数学にマーク式問題が含まれており、それぞれの教科、ならびに英数の合計に足切り(基準点)が設けられています。
この基準点は、年度ごとの受験者数や問題の難易度によって変動するため、取りこぼしのない確固たる基礎力が求められます。
また、藤田医科大学医学部の一次試験は、英語・数学・理科それぞれ200点の配点(計600点)となっています。特に英語と数学には重きが置かれています。マーク式問題が各教科の6割前後を占めており、両科目合わせておよそ240点程度の配点があります。
藤田医科大学への合格の目安は約360点(全体の60%)とされていることからも、マーク問題の出来が合否を大きく左右することが分かります。
②理科で取りこぼさない
英語と数学の配点比重が高いとはいえ、理科の重要性も決して低くはありません。
以前は問題の難度が高く、受験生間で大きな差がつきにくい科目とされていました。しかし、近年は標準レベルの出題が増え、実力差が出やすい内容に変化しています。
特にボーダーライン付近の受験生においては、理科の得点力が最終的な合否を分けるケースが非常に多く見られます。
抜けがちな単元や典型問題を重点的に仕上げ、安定して6割~7割程度の得点を取れる状態を目指しましょう。
③面接で加点を狙う
藤田医科大学医学部の二次試験には面接(配点40点)があり、毎年、受験生ごとに面接点の開示が行われています。全体の平均点は20点程度ですが、一部の受験生は35点や40点の得点で、一次の順位から逆転合格を果たすケースもあります。
藤田医科大学医学部入試では合否ボーダー付近に多数の受験生が密集しているため、面接の数点差が合否を左右する可能性は十分にあります。
個人面接の対策から藤田医科特有のMMI対策まで、徹底的に対策を行うことが肝要でしょう。
現役生は「ふじた未来入試」を検討しよう
藤田医科大学を志願する受験生の方には、以下の理由からふじた未来入試を受験することを選択肢に入れてほしいと思います。
①ライバルが現役生のみ
ふじた未来入試は現役生だけが受けられる入試制度です。そのため、浪人生との競争を避けられるという大きなメリットがあります。
通常の一般選抜では、浪人生や再受験生など、学力に磨きをかけた受験生と競い合う必要があります。ふじた未来入試では同じ立場の現役生のみが対象となるため、学習状況がほぼ同じ条件で勝負することができます。
②数Ⅲの出題や理科がない
ふじた未来入試では、数学Ⅲや理科の出題がありません。
そのため、通常の私立医学部入試に比べて科目負担が軽く、対策の効率が良いのが特長です。
高校ごとの授業の進度の差による影響も少なく、高校2年生までの学習範囲をしっかりと固めることで、限られた時間でも高得点を狙いやすくなっています。
③二次試験にも200点の配点あり
ふじた未来入試では、一次試験(学科試験)に加え、二次試験(面接・小論文・講義課題)にも200点の配点があります。
これは他の入試区分と比べても非常に大きな割合であり、毎年のように二次試験での逆転合格が起きています。
数学や英語に多少の不安がある受験生でも、一次試験を突破することができれば、二次試験で挽回できるチャンスが十分にある試験です。
④成績開示ができる
ふじた未来入試では、合否発表と同時に成績がマイページ上で開示されます。万が一不合格であっても、点数を確認することで「どこが足りなかったのか」が明確になり、その後の一般選抜に向けた修正や対策がしやすくなります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
2026年度藤田医科大学の医学部入試は、学費の値下げに加えて、一般選抜後期の廃止 、入試日程の変更などによって、受験層に大きな変化が予想されます。
本記事では合格のポイントも合わせて解説しましたが、大切なことは綿密な戦略を持って受験に臨むことです。また、このように変化の大きい年度こそ、いかに早期に対策をするかで合否が大きく左右されます。
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