【メルリックス初】医学部合格した保護者様によるセミナー|メルリックス名古屋校
こんにちは。
メルリックス学院名古屋校校舎長の下田侑生です。
12月15日(日)にメルリックス学院では初の試みとなる、保護者様にも向けた医学部受験セミナーを名古屋校で開催しました。
2人のお子様が医学部に現役合格した先輩ママのお話をお聞きする貴重な機会となりました。
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保護者様向け医学部受験セミナーの概要
当日のセミナーの様子
今回のセミナーは名古屋駅桜通口から徒歩6分のところにあるメルリックス学院名古屋校で開催しました。昨年、名古屋校は移転拡大したばかりで、1階にコンビニエンスストアのセブンイレブンが入っているビルの2階にあります。
以前の校舎は途中で道に迷われる方もいらっしゃったのですが、校舎が移転してからは「わかりやすい」とおっしゃっていただけることが増えました。
今回のセミナーは愛知県、岐阜県、三重県、西は兵庫県からも来てくださいました。皆さん、医学部受験を真剣に考えられていることが伝わって来ます。
メルリックス学院の受験情報センター・副センター長の朝倉典充先生が企画したセミナーでしたが、予想以上の反響で、メルリックス学院名古屋校で一番大きな教室が満員御礼になりました。医学部受験生を持つ保護者様の関心の高さを改めて感じたセミナーでした。
登壇者紹介:2人のお子様が医学部に現役合格した藤原祐加子さん
今回、講演してくださった医学部受験の先輩ママは藤原祐加子さん。藤原祐加子さんのお子様2人は、性格も勉強法も全く異なると言っていいほど違うタイプでした。
ご息女は藤田医科大学に、ふじた未来入試で合格し現在4年生に在籍。大学のパンフレットでも紹介され、充実した大学生活を送っていらっしゃいます。
そして、ご子息は国際医療福祉大学医学部に今年入学されたばかりの1年生。慣れない1人暮らしにも奮闘してようやく慣れてきたということです。
性格も性別も異なるお二人の現役合格の鍵は一体何だったのか?
お母様の目線からのお話はとても興味深いものだったので、一部をここでご紹介します。
先輩ママが語る合格の秘訣
医学部受験生の母として大切にした3つのこと
藤原さんからは、医学部受験を目指すお子さんに必要な姿勢があるという話がありました。
何事もあきらめないこと、何事にも挑戦する意欲を持つことの2つです。
藤原さんは、お子さんのこの姿勢を育むために、毎日以下の3つを大切にしていたといいます。
・普段からの声かけ
・見守る力
・何でも話せる環境
「医学部に合格しやすい子の特徴」は、この3つから形成されます。2次試験の面接などでも重視される、医師の資質や人間性につながるからです。
医学部受験の2次試験の面接では、大学側は「正しい解答を求めているわけではありません。学力試験では諮れない受験生の「医師としての資質」と、「大学が求める学生像」としてふさわしい人物かどうかを判断しています。
(※メルリックス学院発行の『小論文・面接の極意』もぜひ参考にしてください。こちらからお申込みいただいた方に無料でプレゼントします)
藤原さんのお話を聞いて、保護者様やご家庭での何気ない小さなことが積み重ねとなり、医師としての資質を伸ばすことになったり、大学が求める学生像に徐々に近づいていったりするのだと感じました。それがひいては医学部合格に近づく秘訣と言えるかもしれません。
目標と目的を明確にする
藤原さんからは、目標と目的を明確にすることの大切さについても話がありました。
当たり前のことですが、医学部に行かなければ医師にはなれません。医師になるために受験生は医学部を目指します。
お子様自身は「なぜ医学部に行きたいのか(目標)」「なぜ医師になりたいのか(目的)」
保護者様は「どうして医学部に行ってほしいと思っているのか(目標)」「どうして医師になってほしいと思っているのか(目的)」
目的は手段と言い換えてもいいかもしれません。目的と目標が混同してしまうとことがないように明確にして、親子で共有しておくことも大切なプロセスです。
これは医学部に出願する際に必要な「志望理由書」にも大きく関わるところです。
医学部受験の願書提出は、ほとんどの大学がインターネット出願を導入しています。ネット出願で「志望理由書」や「自己推薦書」が課せされる場合、大学の規定の用紙に手書きで書く場合とネット出願時に直接入力する場合があります。
どちらによせ、そこで初めて志望理由を記入する医学部受験生は「なぜ医学部に行きたいのか」を初めて言葉にすることになります。医学部に行きたい理由を明確にすることは、勉強の姿勢やモチベーションにも大きく関わってきます。
また「将来どういう医師になりたいか」を記入しなければならない大学もあります。こちらは自分の理想の医師像を書くことになります。
これらは志望理由書でも、そして2次試験の面接でも聞かれる大事な部分ですので、藤原さんは親子で一緒に様々な話をして意見を出し合ったそうです。それは親子でコミュニケーションを取るという意味でも大切な時間になったのではないかと思います。
医学部受験生の母として大切なこと
最後に藤原さんより、以下のようなお話がありました。
医学部受験生の母として大切にするべきことは何か。この答えはきっと家庭の数だけあるのかもしれません。 母親として大切なことをいくつかの具体例と共にお話ししましたが、保護者様、お母様の笑顔がどんな時もお子様の背中をそっと押し、それが何よりも心強いものになると感じます。 これは医学部受験生のお母様だけではなく、ひょっとしたら子どもの夢を応援する全てのお母様に共通することかもしれません。 |
セミナ―の最後は質疑応答を行わせていただきました。
特にご子息は一般選抜で国際医療福祉大学医学部に合格されましたので、国公立大学医学部志望だったご子息がどのように私立大学医学部へシフトチェンジしたのか。
そして、どう私立大学医学部の受験校を決定したか。
メルリックス学院名古屋校の先生方と迷いに迷った2次試験受験日の選択。
正規合格と繰り上げ合格を待つ間のお話。
最後に国際医療福祉大学に入学した現在のお話まで包み隠さずお話しいただきました。
「メルリックス学院情報センター」副センター長 朝倉典充先生より
今回のセミナーを開催した朝倉副センター長は、一足早く今回のセミナーのレポート記事をアップしてくださっています。(こちらから読むことができます)
詳しくはそちらをお読みいただくとして、自分の未来を掴むのは本人ですが、「自分の未来を掴む努力ができるような状態に育てる!」は簡単ではないけれど、大切なことだと感じました。
そして親子間の信頼が大切ですが、完璧な親になる必要もない!と感じました。
まとめ
いよいよ12月も押し迫ってきて、多くの私立大学医学部で一般選抜の出願が始まっています。
新課程初年度となる共通テストの後、私立医学部は愛知医科大学の1月21日の入試を皮切りに本格的にスタートします。
現在まだ志望校の選定に迷いがあったり、志望理由書の書き方に不安を感じたりということがあれば、どんな些細なことでもお気軽にメルリックス学院にご相談ください。
メルリックス学院名古屋校では、今回のセミナーの皆様の反響を鑑みて、さらに保護者様、お母様のサポートにも力を注いでいきたいと考えております。
藤原さんもおっしゃっていたように『確かな情報と縁づくり』は、医学部合格には不可欠です。メルリックスは医学部予備校として先輩ママや医大生のネットワークを強化しながら、さらに1人でも多くの医学部合格者の輩出に全力を注いでいきたいと思います。