医学部に合格するための勉強法~問題集は大事、でも…|メルリックス名古屋校より
こんにちは。
メルリックス学院のスタディサポーターの唐澤です。
最近、名古屋校の生徒さんの質問対応が増え始めました。持ってきたテキストや問題集を覗くと、書き込みが多く見られ、熱心さが伝わってきます。我々スタディサポーターも、生徒さんたちの本気に応えられるように、「わからない」ところが「わかる」ようになるまで丁寧に質問に答えていきたいと思います。
生徒さんの問題集を見て、「そういえば。。。」と思い出したことがあるので、今日は「問題集」についてお話しします。
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問題集はとても大事!
当たり前ですが、問題集を解くことはとても大事です。自分の理解度を試すことにもなりますし、間違えた時には、そこで「正解」を覚えることができるからです。
自分は、現役や1浪の時には、数研出版の『青チャート』と『実戦化学重要問題集化学基礎・化学』を愛用していました。2浪目にメルリックス学院にお世話になってからは、メルのテキストを何度もボロボロになるまでやり込んでいました。
医学部受験生の皆さんにここで1つアドバイス。
間違えたところに✖をつけて、解答を眺めて暗記するだけでは医学部には合格できません。次の3W(Why、 Where、Which)を意識してください!
①Why〜なぜ間違えた?〜
なぜ間違えたかを明確にしないと、似たような問題が出題された時に同じ間違いを繰り返します。せっかく一度解いたことある問題なのに、正解が出せないのはもったいないです。計算ミスだったのか、解法が違っていたのか、そもそも出題者の意図がわからなかったのか、しっかりと確認してください。
②Where〜どこを直せば正解になった?〜
ただ自己採点して、間違えた事実だけを確認すると「あぁできてない」、「あぁ解けなかった」と落ち込んでしまいます。でも、もしかしたら途中までは正解できてるかもしれない。最後の一手を間違えただけで。。。
メルリックス学院の朝テストを採点していて、途中まではあっている答案をちらほら見かけます。みんな自分で気づいてないだけで、実はほとんど正解できているんです。確かに、マークシート方式は結果論で、正解が出せたか、出せなかったかの2択です。でも、結果論を気にするのは今ではありません。
自信を持つためにも、どこを間違えたのかにぜひ注目してくださいね。
③Which〜どの解法を選ぶべきだったか〜
数学の問題にありがちですね。解法Aを使えば、解答は出せるのだけれども時間がかかる。解法Bを使えば、解法Aよりは楽だけれども、正負や範囲などの「条件」に注意をしなければならない。解法Cは解法A、解法Bと違って最速で求めることができる。
これは勉強がある程度進んでいる医学部受験生に多い悩みかもしれません。勉強したからこそ、解法に悩むし、独自の解法に進んでしまう。もちろんその解法が、問題集の解法よりもbestな時もあります。気になったら、躊躇せずに先生に、評価してもらいましょう!
問題集やったはずなのに赤本解けない。。。
「さっき、問題集は大事って言ったやん。」と突っ込まれそうなサブタイトルですね(笑)。問題集が大事なのは上記の通りです。お伝えしたいのは、問題集をやっただけで、赤本が解けるようになったと思わないでほしいということです。これは僕の体験談です。
僕は生物が5教科の中で生物が最も得意でした。生物の問題集も難なく解いていたで、「よし、赤本やってみるか、自信もつくだろう」、そう大船に乗って藤田医科大学の赤本のページをめくりました。60分後に発した言葉は「受かるわ」ではなく「はぁ。。。」というため息でした(笑)。
生物以外にも、数学でも感じたことです。問題集と実際の医学部受験問題(赤本)との間には何か壁がある。その壁に気づくのが、12月では遅いです。
とはいえ、むやみやたらに赤本に手を出していいというわけではありません。そのタイミングは各教科の講師の先生にアドバイスをもらいましょう!
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