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合格体験記一覧

大阪医科薬科大学医学部合格|3浪目で受験した大学すべてに一次合格!


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目次[非表示]

  1. 1.高校時代の友人が合格したメルリックスに
  2. 2.成績の変化
  3. 3.すべての授業に出てリズムを保つ
  4. 4.気を楽にしてこつこつやってほしい

高校時代の友人が合格したメルリックスに


――メルリックス学院に入学を決めたきっかけを教えてください。


杉原哲也さん(以下「杉」):高校の時代の友達に聞いたのがきっかけです。僕は現役時代は駿台、1浪、2浪の時は河合塾に通っていました。2浪目は東北医科薬科大学と福岡大学の医学部に1次合格し、補欠に入った福岡大学はあと数人というところで繰り上げ合格が回ってきませんでした。福岡大学の二次試験会場で会った高校時代の友達に「どこの予備校に行ってたの?」と聞いたら「メルリックス学院だよ」と言われました。



――福岡大学医学部に進学したKさんですね。実際に見学に来てみてどうでしたか。


杉:見学に来て、数学の瀬川先生の説明を聞いたのですが、受験校選び一つをとっても自分の知らないことばかりで目からうろこでした。資料を見せてもらって、この医学部は英語ができない人が多く受かっているけれど、こちらの医学部は英語ができないと厳しいね、といったように一つひとつ説明してもらって、こんな考え方もあるんだと驚きました。



――メルリックスが独自に作成している大学別の合格者資料ですね。


杉:他の医学部専門予備校も見学に行ったのですが、メルリックスが僕の性格に合っていると思いました。親密さやアットホームさがあり、先生に質問しやすい環境がちょうどいいと思いました。


成績の変化

<英語> 僕は英語が一番できなかったので、3浪目は1年かけて英語を重点的に伸ばそうと考えました。英語の先生のところに授業の後は必ず質問に行きました。英語は週4コマあったので、週4回、先生のところに行っていました。まず1週間分の課題をもらって、1日に長文を2題~3題解いて、わからないところを先生に聞く、その繰り返しでした。


<数学> 数学にはある程度の自信があったので、授業をとにかく大事にしました。メルリックスの授業は時間が長く、授業の中で演習をやるので、本来なら自習でやらなければいけないことも授業の中で完結することができました。その分の時間を英語に回せたのは大きかったと思います。


<化学> 化学も自信があったのですが、1年間メルリックスの授業を受けることで、細かい詰めの部分をもう一度復習できました。


<物理> 現役の時に駿台で習った先生のやり方でずっと解いていたので、その解法がしみついていました。でも、鷲見先生は自分のやり方も受け入れてくれて、それに合わせた授業をしてくれました。それがすごく良かったです。もし最初から頭ごなしに否定されたら物理嫌いになっていたかもしれませんが、受け入れてくれたので自分も素直に学ぶことができました。


すべての授業に出てリズムを保つ


――こうして話を聞いていても、とても真面目に授業に出席していた印象です。3浪目ともなると、自分に必要な授業にだけ出て、他は切るという話もよく聞きますが、なぜそうしなかったのですか?


杉:授業を切ると良くないというのは、周りの医学部受験生や友達を見ていてわかっていました。僕はとにかく3浪目は英語を伸ばすと決めていたので、英語以外の科目はむしろ授業だけで完結するように授業を大切にしていました。



――チェックテストや小テストもきちんと受けていましたよね。


杉:はい、リズムを崩さないために、1週間の授業とそのチェックテストや小テストは非常に大事でした。高校の時のように、決まった時間割で決まった課題をやれたのが良かったと思います。テストの点数に一喜一憂するのもモチベーションを保つためには大切でした。また、授業に出ていて意外に物理が弱いことが自分でもわかって、そこも強化できました。



――3浪目の入試は受けた大学すべてが一次合格という素晴らしい結果でしたね。
杉:自分でもしっかり納得した受験校を決められたのも大きかったと思います。僕は数学がそこそこできて、英語が苦手だから、それに合わせた受験校を選ぶべきだと瀬川先生にアドバイスされ、メルリックス独自の資料を見ながら受験校を選びました。保護者会で親も含めて最終的に受験校を確認しました。



――実際の入試ではどのぐらいできましたか。


杉:実はできたと思った大学は1校もありません。受かる人は皆そう言うと思うのですが、どこも終わった時は「落ちた」と思いました。試験でできなかったところが見えてしまうので、そう思うのかもしれませんが、大阪医科薬科大学も数学が難しくて「落ちた」と思いました。



――大阪医科薬科大学は正規合格でしたよね。


杉:数学の採点者が部分点を多めにくれたのかなと思います。そのぐらいできなかった。東北医科薬科もできなかったですね。藤田医科大学の数学も最後の大問はまるまるできていないので、他のところはできたと思いましたが、微妙な手応えでした。まあ、他の受験生もできていなかったということだと思うのですが。



――そういうものなんですね。面接はいかがでしたか。


杉:実は大阪医科薬科大学の面接でちょっとした事件がありました。最初に「個人面接を2回行います」と聞いていたのですが、1回目の面接が終わったところで「これで終わります」と言われました。おかしいなと思って「2回じゃないんですか」と聞いたら、名前を聞かれて2回目の面接もやることになりました。あの時、帰ってしまっていたら、どうなっていたのかなと思います。


気を楽にしてこつこつやってほしい


――多くの医学部に合格した中で、大阪医科薬科大学に進学するのを決めた理由はなんですか。


杉:やっぱり関西圏では大阪医科薬科大学が強いのではないかと思ったのが大きいですね。卒業後のことも考えて大学は選びたいと思っていました。実際に入学してみたら、良い意味で学生を「大人」として扱ってくれる大学で、入って良かったなと思っています。



――それでは最後に医学部を目指す後輩へのメッセージをお願いします。


杉:誤解を招くような言い方になるかもしれませんが、気を楽にしてこつこつやってほしいと思います。僕は辛い期間が本当に長くて、英語は3浪目に一生懸命やりましたが、夏休みぐらいまでは全く伸びませんでした。でも、いつか結果が出ると信じてこつこつ勉強していたら、10月ぐらいから少しずつ結果が出始めました。すぐに結果が出なくても、自分と自分の努力を信じてモチベーションを保ってほしいと思います。


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