東京医科大学医学部合格|大学に通いながらの再受験、1年で3校に合格した秘訣とは
文系学部に在学していたFさんは、医学部受験が厳しいことを知りながらメルリックス学院の門をたたきました。1年で3校の医学部に一般選抜で最終合格した勉強法とはどんなものだったのでしょうか。
その他の合格校 |
---|
東京女子医科大学医学部合格 / 帝京大学医学部合格 / 聖マリアンナ医科大学医学部一般前期1次合格 / 福岡大学医学部1次合格(2次辞退) |
目次[非表示]
- 1.大学に通いながらの医学部再受験
- 2.成績の変化
- 3.人生で初めての受験
大学に通いながらの医学部再受験
――最初にどこでメルリックス学院を知りましたか?
F.Mさん(以下「F」):まず、医学部専門予備校の中で情報力がすごいと評判でした。母と一緒にメルリックスへ見学に行ったのですが、その時に資料をたくさんいただいていろいろなことを教えていただきました。他の予備校では「大学に通いながらでは絶対に無理」と言われたのですが、メルリックスでは「一緒に頑張りましょう」と言ってもらえて、もちろん厳しいことはわかっていのたですが、挑戦してみたいという気持ちになりました。
――最初にお話をおうかがいした時に「これは行ける」と思ったんですよね。1年で受かるかどうかはわからないけれど、ちゃんと勉強できれば医学部に手が届くだろうと。
F:私は大学に通いながらの再受験でしたが、兄が1浪で東邦の医学部に行ったのを見ていたこともあり、厳しいことはわかっていました。自分でも1年で受かるとは思っていませんでしたが、大学と両立してでも勉強する姿勢はありました。
――メルリックスに通い始めてみてどうでしたか。
F:私は再受験ということもあり全科目を個別指導にしたのですが、先生たちが皆さん優しいと思いました。先生方は私ができない時もいつも励ましてくれました。だから、生まれて初めて勉強が楽しいなと思えました。
成績の変化
――勉強をどのように進めていったか教えてください。
F:早稲田大学の社会科学部に在籍していたこともあり、英語ができると思われていたのですが、実際は付属推薦で進学したので、英語は全然得意ではありませんでした。とにかく先生の言うことを聞いて言われたことはすべて吸収しようと思っていました。
――高校時代は数学Ⅲまで履修していましたが、数学はどうでしたか。
F:数学は一番苦手でした。とにかく何度も繰り返しやると決めて、わからないところはとことん先生に聞いて、理解できるまでずっと質問していました。マンツーマンで教えてもらっていると、先生も私がどれぐらいできるかがわかってくるので、「これが解けないのはまずいよね」とか「ここまでいつもできるんだから、ここからもできるはずだよ」ときめ細かくアドバイスしていただけました。
――化学は東京医科大学の成績開示で一番点数が良かった科目でしたね。
F:それがほとんどゼロからのスタートでした。最初は有機と無機という分野があることも知らなかったぐらいです(笑)
――それはすごいですね。どのように勉強しましたか。
F:本当に先生のおかげだと思います。最初から難しい問題をやらずに、超基本の問題集をやるように言われて、それを一生懸命やりました。あとはメルリックスで配られる過去問テキストをやりました。超基本の問題集は6周ぐらい、過去問テキストは3~4周やったと思います。おかげで東京医科大学の化学は9割以上得点することができました。
――生物はどうでしたか。
F:生物は高校時代に生物基礎を履修していましたが、その時は面白くない科目だと思っていました。個別指導を担当してくださった先生が、オリジナルプリントで基本的な知識から丁寧に教えてくださいました。確か5月の全統記述模試で思いのほか良い点数が取れて、それが自信につながった気がします。
――ほとんど初学の科目がある中で、1年で医学部合格した秘訣を教えてください。
F:私はどの科目も難しい問題をやっていません。1年で超ハイレベルなところまで到達するのはやっぱり難しかったです。けれど、1次試験をいくつか通って、合格をいただくこともできました。受験は基本が大事というのは本当だと思いました。
人生で初めての受験
――実際の入試でのエピソードを教えていただけますか?
F:とにかく人生で初めての受験だったので、最初は手の震えが止まりませんでした。こんなに手が震えるのかと思ったし、試験会場にいる人が多すぎて絶対に受からないと思いました。
――医学部は1つの試験会場に1,000人以上いることも珍しくないですからね。
F:試験の後、トイレで答え合わせをしている人たちがいるじゃないですか。その答が自分と違いすぎてもう萎えるんですよ。悲しかったです。
――あれは、結構いい加減なことを話している受験生も多いので、まともに聞いてはいけませんね。合格をいただいた東京医科大学や東京女子医科大学の試験はいかがでしたか。
F:その2校は前日に数学の高田先生に対策をお願いしました。出題されそうな問題を一緒に解いたのですが、それがなんと入試本番で全部出て得点源になりました。逆に杏林大学は数学が3割も取れてなくて、それで1次通過できなかったのだと思います。
――それはすごいですね。2次試験の小論文と面接はいかがでしたか。
F:小論文と面接の対策は万全でした。東京医科大学の成績開示をしたら面接は満点、小論文は35/40点でした。1次試験のビハインドを充分に取り返せたと思います。
――最後に、後輩たちへのメッセージをお願いします。
F:勉強は絶対に休まずに毎日やることが大事です。私は受験生活に入ってからスマートフォンを解約しました。携帯電話がないので外からの誘いが一切なく、勉強に集中することができました。メルリックスでできた友人と食事の時におしゃべりするのだけが楽しみでした。彼女とは励まし合いながら1年間を走り抜きました。
――スマートフォンを解約するのはすごいですね。
F:それぐらい真剣でした。夜になるとどうしても「受かるのかな。何年かかるのかな」と不安になりましたが、翌日予備校に行くと、先生方が明るく迎えてくれて、落ち込んでいられないなと思うことができました。メルリックスの先生方は本当にいつも優しく見守ってくれて、先生方のおかげで頑張れたと思います。
◇◆Fさんが学んでいた渋谷校での個別相談を希望される方はこちらからお申込みください◆◇