【終了】仙台2023最新医学部入試情報分析会を行いました
こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。
※メルリックスでは渋谷校・名古屋校・大阪校で学校説明会&入試情報分析会を開催しています。
詳しくは各校舎のページをご覧ください。
仙台で入試分析会を開催
メルリックス学院は今日、仙台で『2023最新医学部入試情報分析会』を開催しました。
まずは入試情報全体についての話を私がさせていただき、英語科主任講師の高田浩司先生と、数学科講師で情報副センター長の朝倉典充先生から各教科の分析をお話しさせていただきました。
完成したばかりの『国公立医学部受験攻略ガイド2023』も参加者にお渡しすることができました。
お越しいただいた皆さまありがとうございました。
地域柄、仙台ということで国公立医学部の話を半分ぐらいと考えていたのですが、やはりメルリックスといえば「私立医学部専門予備校」というイメージがあるのか、実際は私立医学部の話を中心にさせていただきました。
昨年秋、メルリックス学院は名古屋に受験情報センターを立ち上げ、今年度から名古屋校に「国公立医学部コース」を新設します。
私自身も私立医学部だけでなく国公立医学部の受験情報についても勉強しています。昨日の渋谷校での入試分析会でも国公立医学部について聞かれましたが、スムーズに答えられるようになってきました。
国公立医学部の2023年度志願状況
今年、国公立医学部の志願状況を地域別に見ると以下のようになっています。
【国公立医学部一般前期 志願者数 地域別内訳】
地域 |
2023 |
2022 |
前年比 |
---|---|---|---|
北海道・東北 |
2,845人 |
2,379人 |
119.6% |
関東(東京含む) |
1,784人 |
1,767人 |
101.0% |
北陸・甲信越 |
1,644人 |
1,562人 |
105.2% |
東海 |
1,886人 |
1,435人 |
131.4% |
関西 |
2,016人 |
2,055人 |
98.1% |
中四国 |
3,218人 |
3,335人 |
96.5% |
九州・沖縄 |
2,567人 |
2,554人 |
100.5% |
北海道・東北地方は一般前期で前年比19.6%増と増えており、私立医学部の共通テスト利用と合わせると、共通テスト3年目でかなり志願状況も落ち着いてきた感があります。
センター試験から共通テストに移行した際、コロナ初年度ということもあり、なかなか既卒生は共通テスト対策まで手を伸ばしにくい状況でした。それが2年経って私立医学部の共テ利用も少しずつ志願者数が回復してきました。
来年2024年度入試は、新課程移行の1年前ということもあり「今年で決めたい」と多くの受験生が考えると思われます。
国公立は(共通テストの平均点次第ですが)どちらかと言うと手堅い志願状況になり、私立はすべり止めの受験を例年より多く考える受験生が増えるでしょう。
見た目の志願者数はおそらく来年度も増える中で、どのように医学部入試を勝ち抜いていくか、また新たな戦いの始まりです。
情報センターとしては、医学部受験生の皆さまを後方より支援していく所存です。