東邦大学医学部 合格|1年前の自分に足りなかった「自信」をつかむまで
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メルリックスに入学した理由
高校時代は県代表に選ばれるような強豪のバスケ部に所属していました。
部活の練習が厳しかったので、1浪目は偏差値50ぐらいからスタートしました。
浪人して最初の1年間は自分なりに一生懸命勉強して、成績も伸びました。
予備校の先生からも「受かってもおかしくない」と言われていました。
でも、結果は岩手医科大学の1次合格止まりでした。
1浪の時は個別指導の予備校に通っていたので、親と相談して少人数制の予備校をいくつか見学に行きました。
親からも同じ目標に向かって頑張る仲間がいた方がいいと言われました。
メルリックスは親がブログをずっと読んでいたので、見学に行きました。
他のところと違って強制時間が少なく、のびのびと自分の勉強ができそうだと思い、メルリックスに決めました。
メルリックスでの印象的なエピソード
仲間と競い合うことが目的でメルリックスに入りましたが、自分は人見知りなこともあり、クラスのメンバーとそこまで打ち解けることはできませんでした(笑)
その分、授業中に当てられたり、チェックテストの点数を発表されたりする時に「できないヤツ」と思われたくないと思っていました。
結果的に緊張感を持って勉強できたし、自分の理想に近づけたのではないかと思います。
途中からクラスに入ってきた再受験生が話しかけてくれたり、後半は少しは馴染めたと思います。
自習は授業が終わった後も、自分の教室でできたので助かりました。
最後の受験校である日大の前日まで教室で勉強していました。
成績の変化
1浪目は新しいことを頭に入れる楽しさがあり、成績もどんどん伸びていきました。
2浪目になると、わかっていることをひたすら復習する日々だったので、忍耐力が必要でした。
医学部に受かるために必要だと言い聞かせて、それをモチベーションに頑張りました。
自分はどちらかと言うと理科は得意でしたが、特に数学には苦手意識がありました。
集団授業の他に、数学の個別指導を週1コマ取っていました。
後は時間のある時に教科書をよく読んでいました。
医学部受験といっても、基本は教科書からしか出題されません。
難しい問題も教科書に載っていることの組み合わせです。
上位校はともかく、中堅~下位校であれば教科書に載っている知識で十分に解けます。
入試での印象に残ったエピソード
東邦大学の2次試験は大森キャンパスで行われます。
1次試験の会場は五反田TOCだったので、母から「前日に大森キャンパスの下見に行っておきなさい」と言われましたす。
1時間半ぐらいかかるので面倒だなと思ったのですが、仕方がないと思って京急梅屋敷駅からの道順を確認しました。
当日の朝、品川駅で電車を待っていたら、知らない男性に話しかけられて「梅屋敷まで行きます」と言うと「ホームはこっちじゃなくて向こうだよ」と教えられました。
反対側のホームから電車に乗ってすぐ「逆方向だ」と気づいて、1駅で降りました。
もう間に合わないとあきらめかけたのですが、母に電話したら「死ぬ気で行けばまだ間に合う」と言われて、梅屋敷駅まで行ってそこから大学までダッシュしました。
集合時間の3分前に到着して2次試験を受けることができました。
あの時、あきらめていたら東邦大学に進学することはなかったと思うと不思議な感じです。
後輩へのメッセージ
こういうメッセージとかは苦手なのですが、敢えて言うなら、医学部へのモチベーションを大切にしてほしいと思います。
自分は1浪の時もそれなりに学力はあったと思います。
何が足りなかったかと考えると「自信」が足りなかったかもしれません。
2浪目の入試では最初に岩手医科大学を受けました。
前年も1次合格していた大学ですが、すごく自分の中でできた手応えがありました。
それで「行けるかもしれない」と思い、後の大学でも自分の力を出すことができました。
浪人時代は勉強をやりたくないと思うこともあるかもしれないけど、医学部に行くんだと思えば乗り越えられると思います。
頑張ってください。