
医学部受験生を支える人たち|メルリックス大阪校の教職員インタビュー①
こんにちは。
メルリックス学院 大阪校の教務スタッフです。
今日はメルリックス大阪校で働いている教務スタッフの紹介と、数学講師でありメルリックス講師長でもある瀬川先生からの医学部入試に関するコメントを紹介したいと思います。
前期授業の開講から1ヶ月、メルリックス大阪校の今をお伝えします。
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朝テストが生徒との大事な時間|教務スタッフ田中さん
まずは教務スタッフの田中さんを紹介します。
以前の仕事は?
前は塾の受付で働いていました。小学生から大学受験している生徒までさまざまな年齢の子がいる塾でした。
たくさんの子どもたちと接することも多く可愛いなと思っていたのですが、メルリックスは医学部・歯学部に特化している予備校なので、自分と年が近い生徒さんがたくさんいて新鮮です。生徒といろいろな話ができるので、楽しいし面白いなあと思います。
今はどんな業務をしていますか?
基本的に教務としてのデスクワークが中心ですが、 生徒の様子を確認したり、相談にのったりするのが一番大きな仕事だと思っています。
また、 生徒の体調やメンタル管理にも気を配っています。お弁当の発注管理ひとつとっても、今年はがっつり食べたい生徒が多いとか、ヘルシー志向の生徒が多いなど、年によっても異なるので、いつも同じところに発注するのではなく、いろいろと工夫しています。生徒が食べ飽きないようにすることも大事です。
生徒は 朝テストという小テストを毎日受けるのですが、自分でどの科目のどの範囲を受けるかを決めることになっています。なので、次にどれを受ければいいかといった相談や、最近あまり調子がよくないなどといった話を聞いたりします。 生徒とコミュニケーションを取る大事な時間です。
もちろん、生徒と話したた内容は講師長の瀬川先生をはじめとする先生方にお伝えしています。
毎日、出勤するとまず朝テストの準備をして、それからお弁当の発注、チェックテストの返却作業などをしていると1日があっという間です。最近はやっと慣れてきたので、入試が近づくにつれて増えていく業務をもっとこなせるようになりたいです。
やりがいを感じるのはどんな時ですか?
前の塾でそうだったのですが、やっぱり結果が出た時が一番嬉しいです。生徒の相談にのって、いろんな勉強法を試して、結果が出る瞬間が一番嬉しいです。
また、みんなががんばっている姿を見ると、私もがんばろうと思います。今は 私が生徒からいい影響を受けているので、今度は私が生徒に元気ややる気を与えられる側になりたいと思っています。
大阪校の生徒はどんな印象ですか?
4月に開講した当初は、やっぱり生徒同士で距離があるかなという感じでした。それが最近は仲良くなってきて、特に女の子同士が仲良く切磋琢磨しているという印象です。
受付の私たちにもフレンドリーに話しかけてくれるので、よくコミュニケーションを取っています。

いつも笑みを絶やさない田中さん
合格発表で医学部受験の厳しさに涙が出た|教務スタッフ桐村さん
次に教務スタッフの桐村さんを紹介します。
以前の仕事は?
事務や接客の仕事をしていました。それらの仕事を通じて、 自分は人と関わることが好きだと思ったので、メルリックスは人と関われるし、事務もできるということで応募しました。
また、メルリックス大阪校のある江坂という街が好きで、生徒の夢の応援ができることも魅力的でした。
今はどんな業務をしていますか?
今は日々のチェックテストやメルリックス模試など、 先生方とコミュニケーションを取りながらテストの作成をしています。これから入試が近づくにつれて、推薦プレテストやテストゼミ形式の得点力養成講座、大学別対策など、作成するものが増えてくるので、昨年よりも効率よくできればと思っています。
実はメルリックスに入社するまで、こんなにたくさんの医学部が全国にあることも、またこんなにたくさんの種類の入試があることも知らなかったので、ひとつずつ覚えながら勉強しています。 わからないことがあると講師長の瀬川先生が教えてくださるので、川崎医科大学が岡山にあることも今ではちゃんと知っています(笑)
ただ、事務的な作業も大事ですが、 何より大事なことは生徒の話を聞いて、先生方や教務のみんなで共有することだと思っているので、生徒が来たら作業の手を止めて話を聞くようにしています。
やりがいを感じるのはどんな時ですか?
やりがいとは少しずれるかもしれませんが、入試シーズンはなかなか合格できない生徒たちを見て涙が出てきました。医学部入試はこんなに厳しいものかと改めて思いました。
生徒たちの合否を一人ずつホームページで確認していく時に、なかなか 「合格」の文字が出てこないこともありました。5人目ぐらいでようやく 「一次合格」の文字が出てきて泣きました。 あんなに毎日がんばっていてもすべての受験校に受かるわけではないという現実を思い知らされました。
普段の生徒たちはチェックテストの結果を明るく競い合ったりしていますが、人生がかかっているからこそ、本人にしかわからない何かがあると思っています。
例えば、私たちが就職活動をしていて不合格だと「お祈りメール」が来ますが、それと医学部の不合格とは全く違うと感じました。
だから、なかなかがんばっている生徒たちには「がんばってね」とは言えないです。5月のこの時期だとまだ言えても、入試直前になればなるほど言えない。
自分は先生ではないので、生徒たちに勉強を教えることはできないのですが、その代わりに、何で支えられるかなということはいつも考えています。
大阪校の生徒はどんな印象ですか?
去年はにぎやかな子が多かったのですが、今年は最初おとなしい子が多かった印象です。今はだんだん慣れてきて生徒同士も交流するようになってきましたが、 群れているけど群れていない感じがいいと思います。講師長の瀬川先生からも「年によって雰囲気は変わるから」と言われています。
今年の生徒たちと春にいい形でお別れできるように、これからもしっかり生徒をサポートしていきたいと思います。関西圏の医学部に進学した子たちには、SS(生徒さんを支えてくれるスタディ・サポーター)として戻ってきてほしいです。

どんなお願いも明るくさばく桐村さん
来年度の入試展望と関西の医学部動向|瀬川講師長
最後に数学講師で講師長の瀬川先生にも話を聞きました。
2026年度 私立医学部の数学を振り返って
まず、2026年度入試で印象に残ったのは 久留米大学医学部の数学です。昨年度の久留米の数学は前期も後期もしんどかった。解答速報を実施した中でも一番解くのに時間がかかったかもしれません。とにかく難しかった。
昨年度は新課程に完全移行した年でもあったので、 統計学や 期待値がどのぐらい出るかなと思っていたのですが、思ったほど出題されませんでした。その代わり、 近畿大学医学部や 兵庫医科大学など 「データの分析」がよく出題されました。関東圏では 聖マリアンナ医科大学や 昭和医科大学でも出されました。
今年度はどこまで統計学や期待値を準備するかですが、ある一定のレベルまではできないと話にならないので、生徒たちにそこまでは準備させようと思います。
関西圏の医学部受験生の動向
関西圏の医学部受験生の傾向としては、やはりまず 「関西4私大のどこか」に行きたいという生徒が圧倒的に多い。 大阪医科薬科大学、関西医科大学、近畿大学医学部、兵庫医科大学ですね。
近年、関西医科大学の人気が上がってきたとよく言われますが、私の感覚では大医と関医の人気度は同じぐらいです。ただ、受験生の方で「関医は難しすぎるが、大医は何とかなりそう」と思っている節があります。最近、大医の問題が取り組みやすく見えることも理由の一つかもしれません。実際には記述でかなり点数が引かれている可能性もあり、難しいことに変わりはないのですが、あくまでそう見えるということです。
兵庫医科大学は的を絞りにくい大学です。年によって難易度の差も大きいし、2025年度の大問2で出た「食塩水の問題」は、2012年度にもほぼ同じ問題が出ています。過去問をさかのぼってやっている受験生を有利にしたいのか、それとも……どういう受験生を求めているかが読みにくい。
今年度はさらに入試日程が密集すると思われるので、どこを受けるかは難しいところですが、 1月31日の近畿大学医学部は関西圏の医学部受験生はほぼ全員が受けてくるでしょう。
関東圏の医学部受験生が近大を受けるべきかどうかについては、ある程度は傾向が読める気がします。特に 学力ギリギリの子で「近大に向いている子」というのはいる。そういう子は2月1日からの連戦を控えていても近大を受けた方がいいと思います。
頭のいい子がする計算ミス
今年の大阪校の生徒は1浪生が多いせいかフレッシュな感じがします。真面目な子が多く、雰囲気がいい。
あと、包容力というか、どんな子が来ても受け入れることのできる雰囲気を感じます。人間関係において、受け止めるところとスルーするところがしっかりしている子が多い。
そういえば先日、生徒たちに 「頭のいい子がする計算ミス」というのがあるよ、と話をしました。
よく計算ミスをする子は 「字が汚い、後から見直せるように丁寧に書きなさい」と言われていることが多いと思います。ただ、頭のいい子というのは、計算式をぱっと見た瞬間に暗算が進んでいるので、手が追い付いてこないケースがあります。
そうすると、簡単な式で答えも出しているのに、もう1回手で書く時に同じことをしてしまう。
例えば、わかりやすく言うと、
15×2
という計算式を見た時に、瞬間的に
30
と答えを出しているのに、手で答えを書く時にもう1回「×2」をしてしまって
15×2×2=60
と誤答してしまうことがあるという話です。
だから、自分の手と頭がきちんと一致するような計算の仕方を工夫しなければならない。それは丁寧に書くだけでは直らない計算ミスということですね。そういう話をしました。

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