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医学部受験生必見!医学部MMIのススメ(1)

お久しぶりです!
藤田医科大学医学部に在籍している唐澤です!メルリックス名古屋校でスタディサポーターをしています!

今年度の医学部入試でMMIの突然の登場があちらこちらであったと聞きました!そこで、皆さんが困らないように、これから医学部のMMIのコツをシリーズ化してご紹介していきたいと思います!

順番に練習していけば、どこかで必ずコツが掴めるはずです。頑張っていきましょう!

◇◆メルリックス学院が高校で開始したMMI講座の様子をこちらからご紹介いただきました◆◇

目次[非表示]

  1. 1.「オーバートリアージ」をする
  2. 2.例題とよくある解答例
  3. 3.オーバートリアージで考えた解答例

「オーバートリアージ」をする

MMIで提示される課題の多くが、時間がない中で『困った状況』か『選択を迫られる状況』です。
医療で言えば、「救急」に近い世界観かもしれません。ならば、その救急の考え方を応用すればいいのではないでしょうか。

というのも、 前回のブログでお話ししたように僕がフライトドクター志望なので…(笑)。ある救急の先生にこう聞いたことがあります。

「一度、 オーバートリアージしてごらん。思いつく限りの最悪な状況を考えるんだ。その後、それに対して、一つずつ、その危険なものに対する対応を考えていく。 最初から、ストーリーの正解を考える必要はない。」

オーバートリアージというのは簡単に言うと、間違ってもいいから大袈裟に考えておくということです。要は、最悪を想定して色々考えるけど、何事もなければ結果オーライっていう手段です。これ、後から気づいたのですが、MMIにとても応用できるんですよね。

MMIは面接なので、皆さん、整ったのストーリーを作りがちです。
でもそうじゃなくていい。

ピンと来ない方もいると思うので、例のごと簡単な例題に入りましょうか(笑)。難しく考えず、とりあえず今はオーバートリアージするだけでいいです。

その次のステップは、またこれから練習していきますのでご安心を。それでは、どうぞ!

例題とよくある解答例

(例題)次の課題の文を1分間で黙読し、あなたの意見を教えてください。

あなたは、X大学医学部の3年生です。あなたは帰宅のために大学からバスに乗りました。バスには、受信を終えて帰る患者さんと学生が何人か乗車しています。バスが走り始めてから少し経つと、学生たちが大きな声で話し始めました。内容はどうやら、病院実習で見聞きしたことのようです。この状況に対し、あなたならどうしますか?

はい。どうでしょうか。まだススメ(1)なので、少しシンプルにしてみました。

では、受験生に多いであろう解答を提示します。

私はその学生に静かにするように注意をします。なぜなら、バスは公共の場なので、周りの人に配慮しなければならないからです。もしかすると大きな声が苦手な人がいるかもしれません。
さらに、内容が病院実習で見聞きしたことなので、もしかすると話してはいけない内容もあると考えられます。そうすると、プライバシーの問題が生じると思うので、注意しなければなりません。えっと…以上です。

この解答、一見、言うべきことは言えていると思いますが、やはり 「医学生」としては不十分な気がします。

もう一度言います。 「医学生」としてです。

どこかでまたお話ししたいのですが、医学部の学生はただの「大学生」ではありません。これは私だけの持論ではなく、医学部に入学してから教えられたことでもあります。皆さんは 「医大生」という設定です。もっと 「創造」をする必要があります。

オーバートリアージで考えた解答例

では、 オーバートリアージでMMIを答えていきましょう。

私は、その学生に静かにするように『お願いする形で』で注意をします。
今から理由をお話しします。

1つ目は、大きな声を聞くことで気分が優れない人もいる可能性があるからです。バスは病院から出ており、患者さんも乗車しています。風邪を患い、具合が悪い中で大きな声を聞くと気分が余計に悪くなることもあるかもしれません。さらに、もしかしたら今日、病気の告知をされて気分が沈んでいる患者さんもいるかもしれません。なので、そう言う方がいることも創造し、注意をします。

2つ目は、会話の内容が病院実習であることから、院内の機密情報や患者さんの個人情報が公共の場で話されてしまう可能性があるからです。院内での機密情報というのは、カルテの検索の仕方であったり、薬剤の管理についてであったりを想定しています。

第三者にカルテを見られると患者さんの個人情報が漏れ、患者さんの生活に支障が出るかもしれません。さらに薬剤の管理場所などが漏れてしまうと、不慣れな人が使うと危険な薬が盗まれ、最悪の場合、誰かの健康を損ねることになりかねません。なので、注意をします。

最後に『お願いする形で』と言うのも、意味があります。ただ注意されると不快に思うことは誰にでもあると思います。もし私が注意することで、逆上される形となり、さらにバスの方々に迷惑がかかることもあるかもしれません。
そのため、あくまでも、『お願い』と言う形をとります。

以上です。

これはまだ オーバートリアージと言う必殺技だけで戦っているので、高得点に近いものではないですが、及第点+αではあると思います。

初めの文章との違いはわかりますか?医学生として オーバートリアージ「創造」して答えているかどうかが違いますね。

もちろん、全く的外れな オーバートリアージはダメですよ。例えば、大声を出している学生に誰かが怒って逆上し、口論から殺人事件につながる可能性がある、とか。
この場合、「口論」の可能性は確かにあり得なくはないので、自分がまず予防として解決に介入するのは良いですが、「殺人」までは考えにくいですよね、ドラマではないので。。。

オーバートリアージ”という必殺技、ぜひ覚えておいてくださいね!
次回は、Next stepの必殺技を教えします。お楽しみに。

唐澤
唐澤
メルリックス学院名古屋校スタディーサポーター(SS)です。自分の浪人経験から医学部受験生たちの勉強や悩みの相談にのっています。第一志望の藤田医科大学医学部に合格し、現在2年生に在籍しています。

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