
【2026東邦】東邦大学医学部一般選抜に合格するための対策(過去問分析)
皆さん、こんにちは。
メルリックス学院代表の佐藤です。
東邦大学医学部は、2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキングにおいて31大学中11位であり、偏差値は66.5とされています。最上位層から中間層まで受験生から高い人気がある大学です。
また、東邦大学医学部は少しずつ入試に変更を加えていく大学です。実際に2025年度の入試から、理科2科目の配点が150点から200点に、数学の試験時間が90分から80分に変更されることが公表されています。
このようなマイナーチェンジも欠かさずに見逃さないようにしたいところです。
本記事では、25年以上医学部受験の指導の最前線に立ってきたメルリックス学院が、過去問分析と入試結果をもとに、合格に必要な戦略を具体的に解説します。出題傾向や効果的な学習方法を整理し、受験生の皆さんにとって実践的な対策をお伝えしていきます。
目次[非表示]
2026年度 東邦大学医学部 一般選抜の入試概要
2026年度の東邦大学医学部一般選抜の入試概要は以下の通りです。
募集人員 | 約74名(地域枠含む) |
出願期間 | 2026年12月15日(月)~2026年1月27日(火)必着 |
試験日 | 一次試験:2月7日(土) |
二次試験:2月15日(日)or 2月16日(月)※ | |
合格発表日 | 一次試験:2月11日(水・祝) |
二次試験:2月18日(水) | |
試験会場(一次試験) | 五反田TOCビル |
試験会場(二次試験) | 本学大森キャンパス |
※いずれか1日を指定。出願書類に希望日記入欄あり。特別の事情で変更希望可。
【1次試験内容】
科目 | 試験時間 | 配点 | 形式 |
数学 | 80分 | 100点 | マーク |
英語 | 90分 | 150点 | マーク |
理科2科目 | 120分 | 200点 | マーク |
【2次試験内容】
科目 | 試験時間 | 配点 | 形式 |
面接 | 約40分 | 50点 | 個人面接 4回 グループ討論 15分 |
2026年度の東邦大学医学部一般選抜は、2月7日(土)に実施されます。一次試験としては単独日程ですが、東北医科薬科大学、兵庫医科大学、川崎医科大学の二次試験日と重なります。
同3大学の一次試験に合格した受験生は、東邦大学大学の一次試験よりも、合格した大学の二次試験を優先する可能性もあります。ただし、3大学ともに2月8日(日)も二次試験日として用意しているので、それほど大きな影響はないでしょう。
冒頭で述べた通り、東邦大学医学部は試験内容をマイナーチェンジすることが多い大学です。変更点は必ずチェックしておくようにしましょう。
東邦大学医学部 2025年度一般選抜を振り返る
2025年度入試において、東邦大学一般選抜の志願者数は2,178名でした。そのうち1,965名が一次試験を受験しました。一次合格者数は非公表です。
実は東邦大学医学部は2025年度に大きく志願者数を減らしています。2023年度の2,820名、2024年度の2,931名といった志願者数から考えると、700~800名ほど減少しています。
これは藤田医科大学、埼玉医科大学と一次試験日が重なったことが大きく影響しています。
2025年度は、一次試験日がどの大学とも重ならないため、2023、2024年度まで志願者数が回復する可能性が高いです。
2025年度の正規合格者数は99名です(補欠からの繰上合格者数は非公表)。正規合格倍率は19.8倍ですが、一定数繰上げ合格者がいることを考慮すると実質の倍率はもう少し下がりそうです。
また2025年度の合格最低点は375.5点/500点です。毎年70~75%前後が合格最低点のラインになっており高得点勝負の傾向があります。
【一般選抜の合格最低点 】
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
正規および繰上合格 | 375.5点/500点 | 284点/400点 | 261点/400点 |
東邦大学医学部 一般選抜 英語の傾向と対策
時間を意識した長文演習と理系語句の習熟を
東邦大学医学部一般選抜の英語は、試験時間90分・大問6題の構成です。
6題中4題は全て長文で、長さは700語~900語程度、さらに理系テーマの長文の出題が通例で、医学テーマの出題も多いのが特徴です。
問題内容としては、内容真偽・空所補充・語句の言い換え・脱文挿入が中心。大問数も多いので、ただ場当たり的に解き進めていくのではなく、時間配分に注意しながら戦略的に進めましょう。
長文中心の構成には変わりませんが、誤り指摘や適切な英訳文選択などが見られるので、文法・語法知識の充実は欠かせません。文法の基礎を固めるためにも、今後の出題復活の可能性も念頭に置いて、しっかりやっておきましょう。
長文は、語彙レベルがやや高めで700~800語程度の問題を15分強で処理する演習を、脚注は一切ない前提で訓練しておきたいところ。扱われる英文は理系テーマであるので、理系・医学テーマ特有の語句の習熟にも気を付けましょう。
難 易 度:やや難
出題形式:マーク
知 識 量:★★★★
スピード:★★★★★
記 述 力:ー
応 用 力:★★★
東邦大学医学部 一般選抜 数学の傾向と対策
前半の易しめの問題を確実に。「データの分析」等もしっかりと
東邦大学医学部一般選抜の数学は、試験時間90分・小問レベルの大問が並び全10題で固定されています。
問題数やスタイルに若干の変化はありますが、難易度と傾向は安定しています。前半は基本~標準レベルの問題集によく載っていそうな問題が並びますが、後半になると面倒な問題や難度の高い問題が多くなる。「データの分析」からの出題頻度が高いことが特徴的です。
出題範囲となっているすべての単元から幅広く出されています。前半に易しい問題が多く後半に手間のかかる問題が多いのはここのところ変わっていません。過去問を解いて形式に慣れ、本番では前半の易しめの問題を計算ミスに注意して確実に取り「まずは取れる問題を取る」という姿勢で臨むようにしましょう。
難 易 度:標準
出題形式:マーク
知 識 量:★★★
スピード:★★★
記 述 力:ー
応 用 力:★★★
東邦大学医学部 一般選抜 化学の傾向と対策
全問選択式の問題。化学の全範囲から満遍なく出題
東京慈恵会医科大学一般選抜の化学は、理科2科目で試験時間120分です。化学は大問2題構成です。
例年大問2題構成でしたが、2025年度は大問2題構成でした。全問マーク形式は例年通りです。
[1]は(A)が電離平衡、(B)が水銀柱による気体・飽和蒸気圧から出題されました。[2]は(A)が脂肪族・芳香族融合問題、(B)が脂肪族からエステルに関する問題です。
[1]10問、[2]10問とバランスよく問題が配置され、全体的には標準的な問題が多いと言えます。
全体的には標準的な問題が多いので、まずは教科傍用問題集や標準問題集などで演習を積み重ねて、多くの問題に対して解法が瞬時に思い浮かぶようなレベルになることが肝要です。受験生にとって初見の問題が出題される場合もありますが、リード文の中から問題の攻略に繋がるポイントが隠されている場合が多いので、焦らずそれを素早く探し出す能力も必要です。
難 易 度:標準
出題形式:マーク
知 識 量:★★★
スピード:★★★★
記 述 力:ー
応 用 力:★★★
東邦大学医学部 一般選抜 生物の傾向と対策
限られた時間のなかで、情報を的確に抽出・処理する力が求められる
東邦大学医学部一般選抜の生物は、理科2科目で試験時間120分、生物は大問4題、または5題の構成です。
2025年度入試は大問5題構成でした。各大問には2~3ページごとに説明文が用意されていて、その内容に関連する知識問題と考察問題が1~3問ずつ問われる構成で統一されていますが、説明文の数や長さはさまざまです。
大問内の問題数にはかなりばらつきがあります。知識、考察ともにほとんどの問題の難易度は標準的ですが、解答時間に対して文章量や問題数がやや多く、素早く読み取り情報を整頓し選択肢の中から正解を選ぶ処理能力が必要です。
問題の説明文や選択肢を素早くかつ正しく読み取る力と、抽出した情報を的確に整頓する力を身につける必要があります。東邦大学に限らず、標準的な難易度の入試問題の過去問をより短い制限時間で解く練習をしておくとよいでしょう。
時間のかかりそうな問題や経験したことのないタイプの問題は後回しにし、典型的な問題を確実に得点することを優先することも重要です。
難 易 度:標準
出題形式:マーク
知 識 量:★★★
スピード:★★★★
記 述 力:ー
応 用 力:★★★
東邦大学医学部 一般選抜 物理の傾向と対策
原子分野も含めて、全単元をしっかり準備しておこう!!
東京慈恵会医科大学一般選抜の物理は、理科2科目で試験時間120分、大問6題の構成です。
例年は大問7題で試験時間60分を解答する構成でしたが、2025年度は大問6題構成、力学2題、電磁気2題、熱力学1題、波動1題が出題されました。すべてマークシート方式での出題です。
いずれの問題も基本〜標準レベルですが、大問数が多いため、計算に時間のかかる問題は後回しにした方が良いでしょう。
標準的な問題集で演習を重ねて、典型的な問題に対しては迅速かつ正確に解答できるようにしておきたいところ。そのため、普段から解答時間を意識して演習に取り組むことが重要です。
難 易 度:やや難
出題形式:マーク
知 識 量:★★
スピード:★★★
記 述 力:ー
応 用 力:★★★
東邦大学医学部 一般選抜 面接の傾向と対策
東京慈恵会医科大学一般選抜の面接は、受験生1名に対して面接官1名の個人面接を3分×4回と、グループ討論が15分で実施されます。
個人面接では放送にしたがって順に4つの部屋に案内されます。部屋ではそれぞれ課題シートを渡され、それについて答えます。
グループ討論では共通課題を渡され、グループで答えを考え、1人が結論をまとめる形式で実施されます。いずれにしても、事前の面接対策が必須の入試と言えるでしょう。
形式:個人面接、グループ討論
所要時間:個人面接3分×4回、グループ討論15分
面接官の人数:1人
配点:50点
【個人面接は1対1】
※グループ討論は受験生4名、面接官2名
まとめ
以上、東邦大学医学部一般選抜の入試概要、入試結果から、各科目の過去問を分析することで今年の傾向を予測しつつ、面接・小論文の対策までお伝えいたしました。
東邦大学医学部の入試問題は比較的易しめですが、そのために高得点勝負になります。
また二次試験にも趣向を凝らしている大学なので、一次試験合格後は必ず対策を実施したいところ。
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2026年度私立医学部一般選抜偏差値ランキング
メルリックス学院が公表している入試難易度ランキングは以下の通りです。※メルリックス学院内部生の模試結果と入試結果、さらにメルリックス学院が独自に入手した入試情報をもとにランキングを決定しています。
順位 | 大学名 | 入試難易度 |
1 | 慶應義塾大学 | 72.5 |
2 | 東京慈恵会医科大学 | 70.0 |
3 | 日本医科大学 | 69.0 |
3 | 順天堂大学 | 69.0 |
5 | 自治医科大学 | 68.5 |
5 | 東北医科薬科大学(A方式) | 68.5 |
5 | 国際医療福祉大学 | 68.5 |
5 | 関西医科大学 | 68.5 |
9 | 大阪医科薬科大学 | 68.0 |
10 | 産業医科大学 | 67.5 |
11 | 昭和医科大学 | 66.5 |
11 | 東京医科大学 | 66.5 |
11 | 東邦大学 | 66.5 |
14 | 東北医科薬科大学(B方式) | 65.5 |
15 | 日本大学 | 65.0 |
15 | 藤田医科大学 | 65.0 |
17 | 近畿大学 | 64.5 |
17 | 兵庫医科大学 | 64.5 |
19 | 帝京大学 | 64.0 |
19 | 東海大学 | 64.0 |
19 | 聖マリアンナ医科大学 | 64.0 |
19 | 東北医科薬科大学(一般枠) | 64.0 |
23 | 杏林大学 | 63.5 |
23 | 北里大学 | 63.5 |
26 | 福岡大学 | 63.0 |
26 | 久留米大学 | 63.0 |
28 | 岩手医科大学 | 62.5 |
28 | 埼玉医科大学 | 62.5 |
28 | 金沢医科大学 | 62.5 |
28 | 獨協医科大学 | 62.5 |
32 | 川崎医科大学 | 61.5 |
32 | 東京女子医科大学 | 61.5 |
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