【合格体験記】今年の大阪校で印象に残った生徒達
こんにちは。
メルリックス学院 大阪校教務主任の伊藤です。
※メルリックス大阪校では2023入学説明会&医学部入試分析会を行います。
詳しくはこちらをご覧ください。
目次[非表示]
久しぶりのブログですが、今日は今年の大阪校で印象に残った生徒達の話をしたいと思います。
【合格体験記1】物理が弱点だったNさん
まず、他の予備校で3年間頑張ったNさん。
Nさんは物理が弱点でしたが、他の科目はまずまずの学力でした。講師の先生方はNさんの自分自身に自信が持てない性格を把握して、気配りしながらも妥協を許さず指導していました。彼女もまたそれに耐えながら頑張っていました。
昨年までは1つも一次合格がありませんでしたが、今年は6校の一次合格を勝ち取るまでに成長しました。
彼女はメルリックス大阪校の近くの寮に住んでいたこともあり、よく私たち教務スタッフにいろんな話をしてくれました。そのおかげで孤独な心もやすらぎ、上手くモチベーションを保てたのではないかと思います。
秋からは苦手意識のあった物理を集団授業から個別指導に変えましたが、結果的にそれが功を奏しました。集団授業と同じ時間数を個別指導で受講し、勉強時間が減ることのないように工夫しました。基礎がある程度は確立されていたこともあり、ここで大きく得点力が伸ばせたのではないかと思います。
今は2校の医学部の繰り上げ合格を待っています。春が来るのはもうすぐです。
【合格体験記2】自信のなかったE君
2人目はE君です。
彼は11月に福岡大学の推薦を受けましたが、不合格となってかなり落ち込みました。「推薦がダメだったのだから、一般もダメに決まっている」というマイナス思考になっていました。
彼に足りないものは自信だと思った私は、毎日帰りに受付のところで「自信あります」と唱えさせるようにしました。最初はこちらから「自信あるよな?」と声をかけなければ「あります」と言えなかったのが、段々と自分から言葉だけでも「自信あります」と言えるようになってきました。
入試会場で朝会った時も、E君の方から「自信あります」と笑いながら言ってくれるようになりました。
蓋を開けてみれば一次合格6校、正規合格2校。最初に正規合格が来た医学部に進学するつもりで家も決めていたら、地元の近畿大学医学部から合格通知をいただき嬉しい予定変更となりました。
【合格体験記3】ポテンシャルの高いKさん
3人目はKさんです。
Kさんは昨年の今頃、西医体に出場するメンバーかと思うような髪の色で大阪校に現れました。
もともと持っているポテンシャルは群を抜いて高かったのですが、1年間コンスタントに勉強できるかが最大の心配事でした。それはご両親も私たち教職員も共通しており、4月に開講する前に「メルリックスに来るならしっかりと面倒を見させていただきます」とご両親にお約束しました。
授業が始まってみると、クラスの仲間たちにも恵まれて非常に楽しそうに通学していました。
彼女は飲み込みも早く、一度聞いたことをすぐに実践に移せる器用さも兼ね備えていました。毎週のチェックテストや全国模試はメルリックス学院の中でも絶えず上位で安定した成績を取っていました。
もともと負けず嫌いだった彼女ですから、大阪校の中でも上位の成績をキープしたいと思ったのでしょう。途中からはコツコツと勉強するようになりました。チェックテストの結果を誰よりも気にして、思い通りの点数じゃなかった時は悔しそうにしていました。
素質に努力が加わった彼女は受験した医学部はほぼすべて合格、今は東京医科大学、大阪医科薬科大学の繰り上げ合格を待っているところです。
【合格体験記4】歯学部志望だったF君
4人目はF君です。
彼は入学当初、決して医学部志望というわけではなく、自分は歯学部に行って父親の歯科医院を継ぎたいと思っていると話してくれました。
しかし、朝テストや毎週のチェックテストは皆勤、授業も無遅刻無欠席で、朝も毎日早く来ていました。昼休みには新聞を読むなど、常に向上心を怠らないその姿勢は皆のお手本でした。
夏の保護者会でもまだ「自分には医学部はまだまだ」という姿勢でした。その代わり「口にしたことは絶対にやり遂げる」気持ちの強さがありました。
親は「歯学部に行くなら国公立を目指してほしい」と言っていましたが、入学した当初と比べて偏差値が10ぐらい上がったので、私立医学部に照準を絞って受験しました。6校に一次合格を果たし、今のところ2校に合格しています。進学先は確保したまま補欠の繰り上げ合格を待っています。
本科生一次合格率9割の原動力はあの日から…
いずれも大阪校の環境をフルに活用して合格してくれた生徒たちだと思っています。入学してきた生徒たちは、特に選抜試験などを課しているわけではないので、1年では難しいかなという成績の子たちも最初はいました。けれど1年間、それこそ雨の日も風の日も努力する姿を教職員が見守ったことが、すべての本科生一次合格率9割(11人中10人)の原動力になったと思っています。
今でも忘れられないのが、岩手医科大学の一次試験を終えて帰ってきた生徒たちの熱気です。あそこができた、ここができなかったと言い合う生徒たちの顔は生き生きとしていて、これは良いスタートが切れたんじゃないかと思いました。
あの日から生徒たちに勢いが出て、それが良い結果に繋がった気がしています。
また、新しい1年の始まりです。
是非、医学部進学を本気に考えてみえる貴方!メルリックス学院大阪校を覗いてみて下さい。
校舎見学もお待ちしております。