愛知医科大学医学部一般選抜の２次試験が熱い

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。

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大きな波乱はなく例年通りの出題？

昨日、愛知医科大学一般選抜の1次試験がありました。
試験問題は回収されてしまうため自己採点はできません。
ただ、試験が終わってメルリックス名古屋校に戻ってきた生徒達の顔色を見ると、大きな波乱はなく例年通りの出題だったようです。
さすが名古屋校の生徒達は、愛知医科と藤田医科の地元2校を徹底的に対策しています。

今年の愛知医科は神奈川県の聖マリアンナ医科大学と1次試験日が重なりました。
その結果、志願者数は1,392人と昨年の2,040人より約650人、3割以上減少しました。

減少分のほとんどを首都圏の受験生が占めると思われます。
また、昨年は入試日程のトップバッターでしたので、大阪や福岡会場の「とりあえずお試し」で受験する層が若干減少した可能性があります。

必然的に今年の愛知医科は「本拠地受験の多い、志望順位の高い人達の集まり」ということになります。
1次試験の合格者が何人出るかによっても変わってきますが、1次合格の最低ラインが（首都圏の受験者が抜けた分）多少下がるとしても、入学辞退者が少なければ、その分、繰り上げ合格者が少なくなります。
結果として、入学者の成績は昨年までと変わらないということになりそうです。

今年の愛知医科の２次試験は志望順位が高い受験生の集まり

さらに先日、藤田医科大学に関するブログ記事にも書きましたが、今年の藤田医科の2次発表日は2月1日。
愛知医科の2次試験の前日です。

ひょっとしたら、藤田医科を第1志望とする地元の受験生は、愛知医科の1次試験に合格していても、藤田医科に正規合格すれば愛知医科の2次試験を辞退するかもしれません。
それほど数は多くないと思いますが、藤田医科に1次合格するレベルの受験生がそれこそ5人でも10人でも抜ければ、ボーダーライン上の受験生にとってはありがたいことでしょう。

ということは、今年の愛知医科の2次試験には「非常に志望順位の高い」「愛知医科に行きたい」受験生が集合することになります。
2月2日・3日は長久手の地が熱く燃えることになりそうです。

２次試験の小論文・面接攻略のコツ

愛知医科の2次試験は小論文と面接が行われます。

以前は「愛知医科は圧迫面接（面接官の態度が強硬な面接のこと）だ」という噂が流れていましたが、最近はそういった報告はほとんどありません。
ただ、面接時間はやはり15分から20分と私立医学部の中では長いので、1つの答に対して深く掘り下げられる傾向にあります。
変に飾ろうとせず、ありのまま思ったことを素直に伝えることが大切です。

小論文も医療とは関係のない課題文や条件設定が出題されることがほとんどです。
60分で600字以内と試験時間はそれほど厳しくありません。
面接と同じく小論文も無理をせず、自分が感じたことを素直に背伸びせず書くことが大切です。
原稿用紙の8割～9割は必ず埋めるようにして、原稿用紙の使い方や誤字脱字に気をつけてください。

昨年の1次合格者は409名。
2次受験者は398名、その内正規合格者が188名。
繰上合格者は137名。順位付の1次補欠がちょうど回り切りました。

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