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合格体験記一覧

愛知医科大学学校推薦型選抜合格|数学を克服して現役合格

加藤 礼埜さん(南山高校女子部)
愛知医科大学合格|学校推薦型選抜(公募制)

加藤さんは、医学部現役合格を目指して高校2年生の夏ごろにメルリックス学院名古屋校に入学しました。第1志望だった愛知医科大学に現役合格できた要因についてお答えいただきました。


目次[非表示]

  1. 1.高校2年生から医学部受験をスタート
  2. 2.メルリックスでの生活について
  3. 3.成績の変化
  4. 4.愛知医科大学推薦入試を振り返って
  5. 5.後輩へのメッセージ

高校2年生から医学部受験をスタート

――加藤さんはいつごろから医学部を目指していたのですか。

加藤さん:父が医師であった影響もあり、中学生の頃から医師になることを漠然と考えていました。明確な目標となったのは、高校1年生の時だったと思います。


―― そこからすぐに医学部受験の対策を開始しましたか。

加藤さん: 家庭教師の先生から、推薦入試という制度があることを聞いていたので、医学部受験に向けた勉強というよりは、まずは高校の成績を取ることを目標に日々頑張っていました。


―― ではなぜ高2の夏にメルリックス学院に入校しようと考えたのでしょうか。

加藤さん:もともと名古屋大学医学部を目指すような塾に通っていましたが、愛知医科大学や藤田医科大学に行きたかったので、医学部専門の塾を探し始めました。いくつかの塾を検討した中で、メルリックスの少人数制で面倒見の良い点が自分にとってベストな環境だと思い、メルリックスに決めました。


メルリックスでの生活について

――最初は化学の個別授業からスタートしましたが、増田先生の化学の授業はどうでしたか。

加藤さん:化学は最も苦手意識のある科目でした。まずは、高校の進度に合わせて、理解度や定着度を向上させるような指導をしてもらいました。こうした指導の中でも、愛知医科大学ではこう問われることが多い、藤田医科大学はこの分野が頻出であるなど、普段の学習から医学部入試を意識して取り組むことができました。


―― 高校3年生のタイミングで、少人数制の数学授業も始まりました。実際に受けてみてどうだったか、感想をお願いします。

加藤さん:以前いた塾では、難問にいかに立ち向かうのかが中心の指導をしていましたが、メルリックスの現役コースの授業では、基礎に立ち返った指導だったので、当初はこれで入試に間に合うのか焦る気持ちがありました。しかし、授業が進む中で、思った以上に自分自身の中で基礎が曖昧になっていることに気づくことができました。また、違う高校の友人たちから良い刺激をもらえる環境も良かったと思います。


成績の変化

数学:数学自体は嫌いではなく、普段から取り組んでいましたが、なかなか成果が出ない科目でした。朝倉先生の授業で基礎に立ち返って学習することで、数学の全体像が見え、安定した学力を身につけられたと思います。


英語:読解は得意でしたが、一方で文法に苦手意識がありました。犬飼先生から、愛知医科大学の対策には文法が必須であることを教わり、そこから精力的に取り組みました。


化学:苦手意識のある科目でしたが、増田先生の指導によって苦手意識は克服できたと思います。一般入試の過去問を解いていても、何とか合格点くらいは取れるようになっていたと思います。


物理:もともと得意な方でしたが、鷲見先生の指導によって、思考力を向上させることができました。一般入試でも得点源の科目になったと思います。


愛知医科大学推薦入試を振り返って

―― 9月からは愛知医科大学の推薦入試対策講座がありましたね。


加藤さん:だいたい毎週日曜日に対策講座があり、愛知医科大学の推薦入試に合わせた内容で演習や解説授業を行うため、1週間の学習の成果を確認できる場でもありました。数学や英語だけでなく、小論文や面接の対策もすべてまとめてできたので、やるべきことが明確になり、学習効率が上がりました。


――愛知医科大学の推薦入試当日はどうでしたか。

加藤さん:正直に言って、受かっている自信はありませんでした。小論文に関しては、内容は簡単だったと思いますが、最初の試験で緊張していたこともあって、解答欄を2回ほど間違え、時間ぎりぎりまでかかってしまいました。数学は、基礎の積み重ねで解ける問題が中心だったので、普段どおりの力を発揮することができました。英語は得点源だったのですが、難しく感じました。出題形式も若干変更になったことに焦りました。面接は、自分が発言した内容について深掘りされる質問が続いたので、事前にしっかり対策しておいて良かったと思います。


後輩へのメッセージ

―― それでは最後に後輩へのメッセージをお願いします。

加藤さん:夏にメルリックスで受けた愛知医科大学推薦入試の実力模試では、英語が70点ぐらい、数学が30点ぐらいでD判定でした。数学が本番までに間に合うのか不安でしたが、最後まで朝倉先生や自分自身を信じて、努力を続けることで入試直前まで数学の学力を伸ばすことができたと実感しています。ですので、最後まで諦めずに頑張ってください。また、愛知医科大学は、先生との距離も近くアットホームな環境であり、1年次の早期から体験実習があることが良い点です。あとは学内にスターバックスもあり、重宝しています。ぜひ、愛知医科大学に来てください。