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【2025獨協】獨協医科大学一般入試(一般選抜)前期に合格するための対策 (過去問分析)

皆さん、こんにちは。
メルリックス学院渋谷校合格請負人の川村です。
 
獨協医科大学は、2025年度私立医学部一般選抜偏差値ランキングで、32大学中31位。入試難易度は偏差値62.5となっております。

今回は「私立医学部偏差値ランキング」ブログの一環として「獨協医科大学医学部一般入試に合格するための対策」についてお伝えしたいと思います。


目次[非表示]

  1. 1.●獨協医科大学一般入試(一般選抜)前期 2025年度の入試概要
  2. 2.●獨協医科大学2024年度一般入試(一般選抜)前期を振り返る
  3. 3.●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の英語
  4. 4.●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の数学
  5. 5.●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の化学
  6. 6.●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の物理
  7. 7.●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の生物
  8. 8.●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の小論文
  9. 9.●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の面接
  10. 10.●まとめ
  11. 11.●2025年度 私立医学部医学科一般入試(一般選抜)偏差値ランキング

●獨協医科大学一般入試(一般選抜)前期 2025年度の入試概要

獨協医科大学医学部一般入試は、一次試験が1月27日(月)、28日(火)の2日間で実施予定となっており、二次試験が2月6日(木)または2月7日(金)で実施予定となっています。

試験会場は一次試験は五反田TOCビル、二次試験は本学キャンパスでの実施予定となっております。
一次試験の合格発表日は2月1日(土)、二次試験の合格発表日は2月14日(金)になります。

2024年度入試は一般選抜前期の2日間で3,043名の受験者数でした。
2023年度は2,017名であります。

2024年度の入試において受験者数は大幅に増加しました。また繰り上げ合格者数も99名と、2023年度の22名、2022年度の54名より大幅に増加しました。
繰り上げ合格者を含む合格実質倍率の観点からみると、2024年度入試は17.8倍となっており、2023年度入試の17.8倍よりは上がっています。

ただし、2022年度の19.3倍よりは低い倍率となっており、私立医学部入試難易度ランキング上では、大きな変化がありませんでした。

●獨協医科大学2024年度一般入試(一般選抜)前期を振り返る

2024年度一般入試では計52名の募集に対して、受験者数3,043名、総合格者数171名、合格実質倍率17.8倍となりました。

2023年度一般入試では一般枠の計57名募集に対し、受験者数2,017名、総合格者数127名、合格実質倍率15.9倍。

2022年度の合格実質倍率は19.3倍でしたので、2023年度よりは競争率が上がったものの、2022年度より下がったと言えます。

上記の背景には、入試日程の影響があったと推察されます。
2024年度入試は川崎医科大学・自治医科大学のみとの一次試験日の重なりでしたが、2023年度は帝京大学・関西医科大学・近畿大学との一次試験日の重複がありました。

本年度入試における一次試験日の重なりは自治医科大学のみです。
受験者層も重なりにくいため、大学側が公表している一般前期の出願者数を見ても、第一日程1,719名と第二日程1,696名と、両日共に昨年度以上となりました。

その分、繰り上げ合格者数の増加も予想されるため、去年99名であった繰り上げ者数からどの程度増加するかで合格実質倍率が決まります。

いずれにせよ昨年度より競争の激しい試験となりそうです。
獨協医科大学の一般選抜における合格者最低点は、非公表です。


●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の英語

では獨協医科大学の英語から見ていきましょう。

時間における分量の多さが特徴的な試験です。
出題形式は60分で大問4題のマーク形式です。

【1】、【2】が長文、【3】が整序、【4】が短文完成といった文法問題です。
【3】、【4】の文法問題をいかに手早く処理し、その後は比較的読みやすい【2】の会話文の問題などから手を付け、残りの長文問題へ取り組んでいく流れが最も点数化しやすいでしょう。

何より求められる処理のスピード感を体感しておかないと、消化不良になりかねません。しっかりと過去問で慣らしておく必要があるでしょう。


●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の数学

次に獨協医科大学の数学をみてみましょう。

出題形式は60分で大問4題のマーク形式です。

積分、確率、ベクトル、数列は頻出分野のため優先的に学習を進めましょう。
誘導もあり時間をかければ解きにくい問題は少ないですが、短い時間内で素早く処理していく必要があります。

まずは典型問題の解法パターンを身に付けること。
加えて、過去問や予想問題等を通じて一見、見慣れない問題にも誘導に乗り、計算ミスをせず解法していく練習を積み重ねるとよいでしょう。


●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の化学

次に獨協医科大学の化学です。

出題形式は理科2科目合わせて120分で大問5題のマーク形式です。

試験は選択科目2科目合わせて120分の形式で実施されます。
標準的な問題レベルですが、時間の割に問題量はやや多め。特に理論分野の計算問題の処理速度を高め、要領よく解いていくことを心がけましょう。

また、無理に高得点を狙わず、時間内で取れる問題を確実に取っていく方向性で準備するのがよいでしょう。

●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の物理

次に獨協医科大学の物理です。

出題形式は理科2科目合わせて120分で大問5題のマーク形式です。

小問集合、波動、電磁気、熱力学、力学の分野で構成されており、万遍なく出題されています。
そのため、やり残しの分野はないよう教科書レベルの基礎問題は徹底的にマスターしましょう。

大問5問で時間の割に問題量が多いため試験時間との勝負となりやすいです。しかし、たまに難度の高い問題も出題されるため難易度を見極めて、解く優先順位を決めていく力も求められます。


●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の生物

次に獨協医科大学の生物です。
出題形式は理科2科目合わせて120分で大問5題のマーク形式です。

考察問題等も含めて出題が多岐にわたり、問題数が多いため時間配分に注意が必要です。過去にも全分野の広い範囲からの出題があり、特定分野の勉強には絞りにくいです。

ただし、細胞や進化・系統の範囲は、過去に出題頻度が比較的高くなく、ここ1,2年で出題された範囲です。そのため、出題の可能性は若干下がっていると予想されます。

●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の小論文

獨協医科大学の小論文は、60分で資料文型の出題となっております。

200字で文章の要約と400字で本文の内容に関しての自身の考えが求められます。

20分程度で筆者の主張をかみ砕いて200字に簡潔にまとめるといった、要約の練習を事前にしておくと自信を持って本番に臨めるでしょう。


●獨協医科大学一般入試(一般選抜)の面接

個人面接は15分~20分程度で、事前に提出した自己PRの内容から聞かれることもあります。

「医師志望理由」「大学志望理由と大学でやりたいこと」「今までの経歴の中で頑張ってきたこと」など自身にまつわることを整理して、しっかり伝えられるように準備しておきましょう。

地域枠志願者は県職員との面接が別に実施されます。


●まとめ

今回は、獨協医科大学一般入試について見てきました。2024年度の過去問、2025年度の入試傾向について、科目ごとに予想してまいりました。

獨協医科大学受験生のみなさんには、間近にせまっている入試を前に、直前期の学習にお役立ていただきたいとおもいます。

現役生のみなさまは受験までのスケジュールを立てる際に、熟読していただいて、学習計画の立案にお役立ていただきたいと思います。

大学医学部の2025年度入試について更に詳細な情報や、直前予想問題についてお知りになりたいかたは、1/26(木)に入試前日予想セミナーを、本番入試会場である五反田TOCで実施しますので、ぜひこちらにお越しください。

受験情報センター、北里大学医学部入試担当のスーパー講師が、詳細な分析から、今年度の出題傾向をズバリ予想いたします。

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●2025年度 私立医学部医学科一般入試(一般選抜)偏差値ランキング

2025年度版【私立医歯学部受験攻略ガイド】に掲載している「入試難易度ランキング」は以下のようになっている。(ガイドP.46に掲載)


大学名

入試難易度
1位

慶應義塾大学

72.5
2位

東京慈恵会医科大学

70.0
3位

日本医科大学

69.0
3位

順天堂大学

69.0
5位

自治医科大学

68.5
5位

東北医科薬科大学​​​​​

(A方式)

68.5
5位
国際医療福祉大学
68.5
5位

関西医科大学

68.5
5位

大阪医科薬科大学

68.0
10位

産業医科大学

67.5

11位
昭和大学

66.5

11位

東京医科大学

66.5

13位

東邦大学

66.5

14位

東北医科薬科大学

(B方式)

65.5

14位

日本大学

65.0
16位
近畿大学

64.5

17位
兵庫医科大学

64.5

17位
藤田医科大学

64.5

19位
帝京大学
64.0
19位
東海大学
64.0
19位
東北医科薬科大学(一般)
64.0
19位
聖マリアンナ医科大学

64.0

23位
北里大学

63.5

23位
杏林大学
63.5
23位
福岡大学

63.5

23位
愛知医科大学

63.5

27位
岩手医科大学

63.0

27位

​​​​​久留米大学

63.0
27位
埼玉医科大学
63.0
27位
金沢医科大学
63.0

31位

獨協医科大学
62.5

32位

川崎医科大学
61.5
32位
東京女子医科大学
61.5



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川村
川村
メルリックス学院渋谷校教務マネージャー。医学部・歯学部受験指導歴10年のあいだに、数多くの受験生の担任として医学部合格・歯学部合格へと導いてきた現場の専門家。医学部・歯学部の入試情報を分析しコーチングを通して生徒たちにお伝えしてきた。医学部合格請負人とも呼ばれている。

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