【ズバリ的中!】岩手医科大学入試前日セミナーで予想した芳香族が出題されました
岩手医科大学の入試前日予想セミナーの化学をご担当させていただきました講師の伊藤と申します。
セミナー冒頭では、岩手医科大学の化学は、難問の出題は少なく、基本的な問題が多いですが、範囲としてはとにかく幅広い分野からの出題がされる特徴をお話させていただきました。ですので、根本的な入試対策といたしましては、全範囲の基本事項をまんべんなく学習することが肝要であり、有機の後半部分だけではなく、無機化学までもしっかりと学習すべきである事をお伝えさせていただきました。
その上で、各分野別の出題傾向といたしましては、
・理論化学分野:時折やや難しい問題も
・無機化学分野:比較的割合が高く、コンスタントに出題される
・有機化学分野:比較的割合が低いが、後半部分の出題も目立つ
と分析しておりましたので、直前期に受験生に1点でも多くもぎ取っていただくために、前日の予想セミナー内では、出題の的を絞りやすい有機分野の脂肪族化合物や芳香族化合物を中心に取り扱わせていただきました。
受験生からの情報によると、当日の一次試験では有機化学分野からの出題として、カルボン酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、フェノールなどから出題され、所感的には昨年度より若干難化したようです。
予想セミナーにおいて脂肪族化合物、芳香族化合物の範囲では、カルボン酸やフェノールなどもピンポイントで取り扱っており、セミナーにご参加いただいた方からも役立ったとの反響もいただいており、少しでもお役立ちすることができて大変嬉しく思います。
また、理論化学分野・無機化学分野は、やはり例年通りの出題傾向であった模様で、幅広く出題されていましたが、有機化学分野では、本年度も糖類が出題されたとのお話もお伺いしております。
今後も医学部受験生の皆さまにお役に立てるような予想問題をセミナーでは取り扱っていきたいと思います。
◇◆メルリックス学院では全国各地で入試前日予想セミナーを開催中です◆◇