医学部予備校と大手予備校の違い（２）｜佐藤代表にインタビュー

2023-10-06 04:04佐藤受験攻略ガイド

渋谷校名古屋校大阪校医学部

こんにちは。
受験情報センター長の鈴村です。

医学部受験生や保護者の皆さんから聞かれることの多い「医学部予備校」と「大手予備校」の違い。メルリックス学院の佐藤代表にそのあたりを率直に聞いてみました。先日の第1回に続き、今回が第2回になります。

第1回はこちらから

目次[非表示]

1.現状でメルリックス学院の弱い点は？
2.医学部予備校としての合格者数・輩出率にこだわる
3.大手予備校では合格できない生徒のために

現状でメルリックス学院の弱い点は？

――それでは、現時点で佐藤代表が考えている「メルリックスの弱い点」についてお聞かせください。

佐藤代表（以下「佐藤」）：やはり「これだ！」という最強の一点ブランドをもっともっと確立していきたいと考えています。例えば、メルリックス学院渋谷校は今年、設立から24年を迎えました。おかげさまで「東京女子医科大学ならメルリックス」「北里大学指定校推薦ならメルリックス」「東京歯科大学推薦ならメルリックス」といったように渋谷校ならではのブランドが確立されています。

今年の1月に実施した「東京女子医科大学入試前日セミナー」には約40名もの来場者がお越しになりました。数学の予想問題3問が的中し、ご参加いただいた方々からは「行ってよかった」という声をいただきました。

（この時に扱った複利計算は翌日の入試で積立預金の問題として出題された）

――あの『前日セミナー』にはメルリックスの情報力が結集していたと思います。

佐藤：そういう情報量の蓄積があって私共が生徒の指導にあたっていることをもっと多くの方に知ってもらって、これを聖マリアンナ医科大学や帝京大学、東京医科大学といったところまで広げて浸透させていくことが当面の課題です。

医学部予備校としての合格者数・輩出率にこだわる

――メルリックス学院名古屋校や大阪校に関しても同じように考えていらっしゃいますか。

佐藤：メルリックス学院名古屋校は受験情報センターのお膝元であり、大阪校ともども歴史が浅いこともあって、まだまだ受験情報センターの力を借りて集客している要素は否めません。メルリックス学院という名前をもっと地域に広めていくことが課題です。

それにはやはり最強の一点ブランドをもっと確立させていかなければなりません。メルリックス学院名古屋校としては私立医学部一般入試で「藤田医科大学、愛知医科大学、金沢医科大学」といった大学で、名古屋地区の医学部予備校トップの合格者数・輩出率を築き上げていきたいと考えています。それと本科生の医学部への一次合格率ではなく最終合格率にも引き続き拘っていきたいです。（2023年度入試は一次合格率80％超・最終合格率76％）

（昨年度の本科生で藤田医科大学に合格した唐澤幸佑さん）

――今年は藤田医科大学のオープンキャンパスで、メルリックス学院講師が過去問解説講義を担当させていただきました。

佐藤：ああいったことができるのは、やはり受験情報センターがあるという信頼感が寄与していると思いますので、メルリックス学院の先生方の実力を今後もどんどん外に発信していきたいと思っています。

――メルリックス学院大阪校は関西医科大学推薦入試の対策講座やプレテストが満員御礼になる勢いですね。

佐藤：合格者数も含め高く評価されているように思います。大阪校に関しては、現実的に「近畿大学、兵庫医科大学、川崎医科大学」あたりで、関西地区の医学部予備校ではトップの合格者数・輩出数を築き上げていくことが、今後成し遂げるべき課題であると認識しております。こちらも名古屋校の定員30名と同じく定員25名と少人数制を打ち出しておりますので、名古屋校同様、本科生の最終合格率には引き続き拘っていきたいです。（2023年度入試は一次合格率90％超・最終合格率83.3％）

（毎年好評をいただいている関西医科大学推薦対策講座とプレテスト）

大手予備校では合格できない生徒のために

――やはり予備校の合格率というのは皆さんが一番気にされるところだと思いますが、合格者の数で比較すると大手予備校に医学部専門予備校は敵いません。

佐藤：そもそも医学部予備校は、大手予備校に通っていても医学部へのパスポートが頂けない生徒の為に誕生してきたという経緯があります。私共も再度、その原点に立ち返って今の段階では多くの関門を通過しなければならない学生さんに対して「しっかりと寄り添い、夢であった目標を現実化できるところまで寄り添い続けていく」その原点を見失わず、向上心を持ち続けて質の高い医学部予備校構築に励んでいく所存です。

（メルリックスの合格実績はこちらからご覧になれます）

――次回は様々な生徒を見てきた佐藤代表に、印象に残っている生徒さんをおうかがいしたいと思います。